2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

コンセプト

野中郁次郎氏の「知識創造の方法論」を読んで、今まで の経験上理解していただけだった『コンセプト』という ものが何かということを学ぶことができた。 コンセプト 物事の本質をつかみとるための視点の変化を促す思考の 枠組み 上記のように解釈をすること…

大企業=巨大車輪

企業はメタファーとして車輪といえるだろう。 最初は小さく小回りがきき、コントロールがしやすい。 でも、だんだんと車輪が大きくなっていくとコントロー ルが難しくなる。 そして、一度大きくなった車輪が動き出してしまうと、 あとは慣性の法則に従って、…

アウトソーシング先への対応

アウトソーシング先への対応はこれでいいのだろうか、 と思う。 そもそも遠いところ呼び出しておきながら、何について 話すのかも不明確、打合せのアウトプットも不明確。そ して挙句の果てには、別の打合せとかぶっているので、 途中で少し抜けます、と。 …

経営とは

経営とは、「右手にそろばん、左手に論語」と渋沢栄一 氏はおっしゃられていた。まさしくその通りではあるが 、自分なりに考えてみるともう1つつけ加わると思う。 それは、 「右手にそろばん、左手に論語、"正面にライト"」 である。 "正面にライト"、これは…

今やるべきこと

今、自分がやるべきこと、とは何だろう。今自分がやっ ていることと言えば、 ・大企業の事業部で働いている ・ビジネス書を年間100冊以上読んでいる ・英語の勉強をしている ・1日1アイデア たぶん、実質こんなところだろう。書き出してみると、 ものすごく…

富山和彦氏の講演

グロービス大阪校で富山和彦氏の講演があったたので、 会社を休んで行ってきた。 見た目は普通のおっさん、という感じだったが、同時に 真剣になったときの目は全然違うんだろうな、という印 象をもった。 基本的には、『エリート優等生』の問題点について繰…

クリティカルな質問集(商品)

クリティカルな質問を考えてみた。今日は商品偏。 ・あなたの商品がお客さまに与える感動レベルをもう一 段階あげるとしたら何を加えればよいですか? ・あなたの事業部でやれる商品が1つだとします。どの 商品に絞りますか? ・あなたの商品の機能の価値に…

HERO

木村拓哉主演の2時間ドラマ「HERO」を見た。久しぶり にドラマを見たが、よかった。 やる気のなかった組織がやる気を出す、人の主観では なく、"事実"を知ろうとする執念、そして、50件の出版 社を周る根性、どれも、企業という組織にぴったりと当 てはめる…

ビジネスとは代替!?

ビジネスというものは「何かを代替する」ものと「何も 代替しないもの」に分けることができる。「代替しない もの」というのは今まで満たしてなかったニーズを満た したといえるのではないだろうか。 【代替するもの】 ・google:何かを探す。 ・アマゾン:…

2年前にDさんに言われたこと

ちょうど2年くらい前に、今は九州に移動になってしま ったDさんにこんな質問をしたことがある。(Dさんは自 分の意見をきちんと言える人だった。) 「今のうちの研究室のテーマでもっともよいテーマとも っともよくないテーマをそれぞれ3つ教えてください。 」…

顧客の反応

どうも自分の場合、自分の作っている製品が"いけそう かどうか"、というのは、自分の周りの環境からは感じ ることができない。 いくら上司が「これでいこう」とか「とりあえずこれ でいいのでは」といっても、信用することとはできな い。また、一方で、上司…

風が吹けば桶屋が儲かる

よく耳にする言葉だが意味は知らなかった。だいぶ前に Kさんが別のグループのKさんとの飲みに誘ってくれたと きに言っていた。 とりあえず、意味がよくわからなかったので、ふんふん と頷いていた。そしたら、「これはどういう意味かわか っているか?」と聞…

起業家思考の学生

学生時代、インターンシップで知り合った友人のブログ をたまたま見つけた。懐かしく思ったし、相変わらずで もあるみたいだい。 そのインターンシップには、起業家志望の学生がたくさ んいた。みんなすごい経験の持ち主ばかりで、既に起業 している人間もた…

社長の日記

社長の日記がある。不定期に更新されている。今回は、 現場を歩く、というような内容だった。毎回、工場を訪 問し、そこで若手懇談会と称して、主に30歳台の社員に 集まってもらって話をするというものだ。集まった方々 が思った以上にしっかりとした考えを…

人が不愉快になるとき

しばしば人を不愉快にさせてしまう。というか、怒らせ てしまう。それには、だいたいパターンがあるように感 じられる。 (1) 相手は自分より目上の人 (2) その人にとって予期せぬ質問 (3) その人のやっていることに対して、「それは正し いんですか」と質問…

毎日感動

ユニチャームの高原慶一郎氏の本の中に、次のような言 葉があった。「毎日成長、毎日勉強、毎日危機感、毎日 感動」とても好きな言葉だ。 特に「毎日感動」というのがいい。毎日、感動するとい うことは毎日新しい発見があるということだ。それは、 「昨日と…

製造技術のKさんの話

飲み会のときに、製造技術のKさんにいろいろと話を伺う ことができた。今のグループにいると製造の人の話を聞 くことができるからすごくいいと思う。彼らの話は本当 に現状を表していると思う。 Kさんは今年の11月で定年を迎える。会社で40年近く働い てきた…

新事業着手の条件

以前、事業着手の条件として、次の3つがある、と教えて もらった。 今まで見たことがない 1年以内に着手可能(現実性) 賛成者と反対者が半々程度 この(3)が重要である。全員がこれはいい、というものは 既に別の誰かが考えている可能性が高い。また、全員が …

目線の高さ

会社の同期に自分の上司を批判されたらどう反応します か? 例えば、「お前の部署は何にも生み出してないから、暇 で早く帰れるしいいよなぁ。」「お前の上司とかしょぼ いよなぁ。」と言われたらどう思うか。 たぶん、上司のことを尊敬していたりしたら、反…

意思決定のポイント

ドラッカー氏の「経営者の条件」より 妥協には二つの種類がある。 一つは古い諺の「半切れのパンでも、ないよりはまし 」であり、もう一つはソロモン王の裁きの「半分の赤 ん坊は、いないより悪い」という認識に基づく。 前者では、半分は必要条件を満たす。…

成長とは...

どれだけ成長をしたか、というのはどういうふうに測れ ばよいだろうか。たぶん、そういうものは履歴書の中に は出てこないと思う。日常の話している言葉や習慣とい ったところに出てくるものだと思う。 ただ、自分で成長しました、といってもそれは誰にもわ …

危機的状況に対する質問

(注意) ・馬鹿らしいと思ったらすぐにやめてください。 (本気でやらないと意味がありません。) ・1つ1つきちんと回答して、合図があるまで次の質問に は進まないでください。 ・答えは必ず書いてください。 ・発表の際には必ず書いたことを読んでくさい。 【…

リクルータのアンケート

人事から来年のリクルータ活動についてのアンケート がきた。どうやら、今年はさらに売り手市場で危機感 が高まっていると思われる。 大きな会社はリクルータといって、その大学のOBOGが、 大学を訪問して、学生に会社説明をし、採用を促す仕組 みがある。さ…

変化したい?変化したくない?

(質問) 人は変化を嫌う動物なのだろうか。それとも変化を好む 動物なのだろうか。 (回答) 両方ともある矛盾した生き物。 人は変化を嫌う動物だとよく言われている。例えば、自 分の会社がなくなる、今までとまったく畑違いの分野で 働く、などというのは、と…

虹の色

京都駅を出ると、きれいな虹が見えた。雨上がりの夕方 にきれいな一時だった。 そういえば、学生時代に読んだ本に、「国によって、虹 の色が違う」という内容があった。日本人にとっては、 「虹は七色(赤、橙、黄、緑、青、藍、紫)」といわれ ているが、国…

確認のために実験をする

昨日に引き続き、研修。 講師の方が次のようにおっしゃられていた。「やみくも に実験ばかりしていても、うまくはいかない。少し、理 論を理解するだけで答えが見えてくる。実験は、確認の ためにやればいいんだ。」 ちょうど同じ日に、トム・ピーターズの「…

演繹的な学び方、帰納的な学び方

今日から研修に参加している。たまにはこうした座学も 悪くない。すぐに業務に役立つかどうかは別として、勉 強になる。 そこで思ったことだが、学び方には2人通りあると思う。 (1) 演繹的な学び方、と、(2)帰納的な学び方、である 。(特に数学) 演繹的な学…

人に対する関心

上司はどうもコミュニケーションがとりたいらしい。いや 、別に自分は十分とっているつもりだし、報連相もきちん とできているつもりだが、どうもそうは受け取ってもらえ ていないようだ。 どうもとにかく話をしにきてほしい、とのことだ。本人は 、「こんな…

自己批判と他己批判

だいたい何かに点数をつけようとすると、ほとんどの答 えが「60点〜90点」になると思う。 ・あなたの仕事ぶりは何点ですか? ・上司の仕事ぶりは何点ですか? ・昨日の会議は何点ですか? ・etc... たぶん、上司の○○さんは80点、別の上司の○○さんも 80点、な…

人を選ぶ

前日の特許プロジェクトだが、そもそもメンバーの選び 方が適切でないだろう。だいたい、そのテーマに関連し ている人を適当に選んできただけだ。要は○○を担当し ている、○○を経験している、○○の役職...というよ うな感じだ。 でも、それとは違う選び方もあ…