HERO

木村拓哉主演の2時間ドラマ「HERO」を見た。久しぶり
にドラマを見たが、よかった。


やる気のなかった組織がやる気を出す、人の主観では
なく、"事実"を知ろうとする執念、そして、50件の出版
社を周る根性、どれも、企業という組織にぴったりと当
てはめることができる。


普段はやる気はないかもしれないが、いざというときは
やはり、検事というプライドを見せるシーンがよかった。
たぶん、本来こうしたプロフェッショナリズムは働いて
いる人、みんなが持ち合わせていると思う。もちろん、
今の組織においても。こういうのが垣間見れるようにな
ったとき、組織は本当に強くなるんだと思う。


そして、もっとも印象的だったのが、最後の「あなたと
一緒に仕事ができてよかった」という言葉だ。こうした
言葉が自然と出るって素晴らしいことだと思う。もし、
自分が新入社員に言葉を送るとしたらこういう言葉がよ
いな、と思う。


「周りの人からあなたと一緒に仕事ができてよかった、
 と言われるような人になってください。
 そして自分が、あなたと一緒に仕事ができてよかった
 、と心から言えるような人との出会いを大切にしてく
 ださい。」