組織のカルチャー

昨日に引き続き、今度は別の人事の方が出張で来られたので
そのアテンドもあって話す機会をいただいた。


その方も所属される組織の問題を非常によくり理解されてお
り、自分の問題意識を共有できる部分も多々あった。


その組織のトップは、やはり子分にポジションを禅譲したい
ようだが、予想通りだったが、やはり残念だ。やはり自分に
擦り寄ってくる人間がかわいい、と思うのは人間の性なのだ
ろう。子分さんは自分がそうしてきたから、自分の部下にも
同じようなことを求めて、王国を作ろうとしている。その子
分さんがトップに立てば、しばらくはその体制が続くという
ことだろう。海外で働く限り、その組織との関与は避けられ
ないわけであり、かなり悩ましいところだ。


結局、そういうカルチャーが異論や反論を生み出せないよう
にしており、その結果、案件の失敗などにつながっているの
だろう。こういうカルチャーを変えていく、というのは大き
な課題の1つだろう。


別途、非常にクレバーに論理的に考えられる方もいるのだが
、年齢的に難しいようである。でも、その人事の方の見立て
と自分の見方も共通していた点は嬉しかった。