リバース・イノベーション

まだ読み終わってないのだが、「途上国に特有の顧客ニーズから始 めて、必要なソリューションを編み出し、それを市場へと戻す、マ ーケット・バックのやり方が必要」、「LGT(ローカル・グロー ス・チーム)を作ること」などはその通りである。また、成功…

 ザッポス伝説

だいぶ前に買っておきながら読めていなかった、「ザッポス伝説」 を読んだ。 ビジネスの気づきとして、一番大きいのは、「なぜ、アマゾンとい うジャイアントがいる中で、ザッポスが勝ち得たのか」ということ だ。オンラインビジネスでアマゾンには圧倒的な…

 組織のカルチャー

昨日に引き続き、今度は別の人事の方が出張で来られたので そのアテンドもあって話す機会をいただいた。 その方も所属される組織の問題を非常によくり理解されてお り、自分の問題意識を共有できる部分も多々あった。 その組織のトップは、やはり子分にポジ…

 人事のTさんの観察眼

出張者のアテンドもあり、人事のTさんと話す機会を持つこ とができた。もちろん、Tさん自身もいろいろと考えている こともあるが、基本的には、フランクに思っていることをス トレートに話す姿勢は非常に好感が持てた。 また、まだ来て日が浅いもののとて…

 雇用条件の交渉

一旦会社をやめて、リアルに現地の子会社で働いてみる、と いうことを考えてみた。とりあえずの蓄えはあるし、幸いな ことに奥さんも働いているわけなので、2〜3年だったら、 それでも特に問題はないと思っている。 ただ、そうはいっても、現地の会社で、…

 株主資本とはどういうことか

日曜日なのだが、とあるサプライヤーを訪問その帰りに、Rさ んの家に遊びにいき、そこでいろいろな話をした。Rさんのス キルとかからしたら、会社をやめて独立したほうがよっぽど面 白いと思うし、需要もあるなんて話をしていた。 Rさん自身は、会社を立…

 プロフェッショナルとの仕事

今週は、仕事の関係で、プロフェッショナルな方々と話をする 機会があったのだが、非常に楽しかった。専門知識に富んでお り、設計の背景にどういうロジックがあるか、ということにつ いても極めてクリアに説明してくれた。また、これは個人差は あるとは思…

 前提が変われば変える

今日、マネジメントに対してプロジェクトの報告がある。備忘録の ために記載しておくが、今日はターニングポイントといえる。 結論から言えば、本日の報告はトップに説明をしたうえで、延期し 、さらにはサプライヤーを変更すべきだ。 結局、「もうはじめち…

 従業員がダメだと言う会社

今回の出張で何が面白かったかというと、こんなにも従業員がダメ な会社だと思っているか、ということがよくわかったからだ。 マーケやBUサイドから話を聞いていたが、まったく同じようなこ とをロジの人間も言っているというのは面白かった。 自分の会社…

 もぬけの殻を買った!?

とある会社A社が海外でM&Aを行い、B社を買収したのだが、そ の後のマネジメントに苦労しているのだという。買収されたB社は 、不良債権で苦しんでいるところでそれを再生できれば、という案 件だった。 ところが、それ以前に同業の企業C社がその国に…

 セールスミーティング

とある企業のセールスミーティングに参加。全国からセールスマ ンが集まってきて、事業部門とディスカッションを行う場だ。 せっかくだから観察させてもらったのだが、結論から言うとどの リージョンにおいても言っていることは... ・競合の値段に対してうち…

 外資系の経験者

とある外資系経験者と食事を共にした。転職してきたこともあり、 その会社のことを客観的に見ているところが共感できる。また、 死ぬ思いでプレッシャーをかけられる場所から事業会社に移って きたこともあり、事業会社の仕事が生ぬるいとしか感じられない …

 工場ありきの発想

とある会社の話だが、ものづくりの会社ということもあり、どう しても工場ありきの発想になる。そもそも、工場に空きスペース ができるから内作を検討する、というのは本末転倒である。 別に内作を否定する必要はないが、それは内作することによって 付加価…

 語学は差別化にならない

とある中国のサプライヤーを訪問した。大手企業ではなく、あく まで中小企業だ。中国のサプライヤーで思うのは、たいていどの 企業でも、英語を話せる営業がいて、それはたいてい女性だ。 今回訪問した企業も、英語を流暢に話す女性が対応してくれた。 別に…

 非緊急x重要

Tさんが、昔、「社長が本質的にやるべきことは?「非緊急x重要」 だけだ。実際には、?「緊急x重要」や?「緊急x非重要」の仕事 に忙殺されるし、それらをやっていた方が楽だけど、社長が?にフ ォーカスしない限り会社の将来はないし、誰もやってくれない」…

 月販売数台の商品

今週は、とある事業の人といっしょだった。日本でどういう開発が動い ているかと聞くと、既存技術の商品を新技術の商品に置き換える開発が 進んでおり、とりえず、どの品番も全て、新技術に置き換える、という 方針で動いているらしい。 その結果、今年の新…

 大人の家庭教師のトライ

日経新聞を呼んでいたら、家庭教師のトライの1面広告が目に入ったが 、それは、「大人の家庭教師のトライ」というものだった。大人に対し て、いろいろな個別レッスンを提供するもので、例として、ギター、ピ アノといった音楽から、サッカー、テニスといっ…

 富士フィルムのCM

毎年、お正月になると「お正月を写そ!」という声がCMから聞こえて くる。富士フィルムの毎年の恒例のCMだ。ところが、今年は写真のC Mかと思いきや、同じような展開で、アスタリフトのCMとなった。 正月早々、富士フィルムの事業転換を目の当たりに…

 社長の後ろ盾

そもそも、Oさんがどうしてあれほどの暴走をできたのか。ポイントは、 2つあると思う。 ・後ろ盾としてNさんがいたこと ・現実ではない理想郷のようなものが見えていたこと たぶん、あれほどの、改革をやってきて迷いがないはずはない。でも、 なぜOさんがそ…

 サラリーマン組織の限界

昨日までの1週間の仕事で、正しい戦略は見つかった。こうすべきだと いうのがわかっているのに、できないことが組織の問題なのだろう。 今回の案件に関しても、キーパーソンが問題の本質まで理解するのに、 時間がかかるだろうし、もしかしたら、そこまで辿…

 楽しい一週間

今週一週間は、おそらく会社に入ってから一番楽しい一週間だったの ではないだろうか。前に、Nさんに、「Fさんは、Iさんとは合わない よ」と言われたが、自分としてはそうは思わなかった。 何よりはIさんは非常にフェアである。何がフェアかというと、事実と…

 答えは自社の中に全てある

昨日は、丸1日かけて、Rさん、Gさん含めてディスカッションした。か なりのことがわかった。また、12年という経験に裏付けられたGさんの 知識も十分にあることもよくわかった。 本来であれば、このディスカッションをすべきは僕たちではなく、事業 主体者た…

 新規事業案

夜、メイカーズを読んでいて閃いた。昼間のIさんのキーワードの部材 という言葉、それと、Iさんが、あの商品は、売り切りモデルだ、とい うことを言っていたことも引っかかった。 メイカーズを読んでて思ったのは、もはや今自社で行っているモデル というの…

 未来のプロジェクト

社内で未来のプロジェクトなるものが動いている。いろいろなアイデア を出して、それを社内SNS上で、評価をしてトップ10に入ると表彰される というものだ。 一生懸命取り組まれている方がたくさんいるが、どうも出てくるアイデ アを見ると、そもそも人前に出…

 新たな再編

会社の組織再編が発表された。新体制がスタートして、1年も経たない 状況での再編である。もちろんこうした批判はわかった上での組織再編 だろう。 おそらく、Oさんは全員の心が一体になった会社というのを夢みていた のだろうが、Oさんにとってはともかく、…

 15年前のSONYに学ぶ

「さよなら!僕らのソニー」を読んだ。近年におけるソニー の変遷がよくわかる。 その中でも特に興味を引いたのが出井氏の取組みだ。1995 年に社長に就任し、2005年まで務めた。目前に迫っていた デジタルネットワーク時代およびその社会でソニーはどう 対応…

 Sさんへのメッセージ

Sさんへえらい辛らつなメッセージを送ってしまった。あまり にも煮え切らないこと、中途半端なことに対して、いらいらが 募っていたことも起因していると思う。 すぐに返事がないことを考えると、せっかくインドまで来てく れたのに、やはり気分を害してし…

 グループ内の競合

とあるビジネスをやっている部門が、インドの競合メーカーに あるデバイスを売り込みにいってたみたいだ。その調査結果が けっこう面白かった。やはり、営業として何か相手にベネフィ ットがあるものを持っていくからこそ情報が得られるのだろう 。そう考え…

 S社のBOP向けの商品

S社がBOP向け商品を出している情報があったので、ムンバ イのとある展示会に行ってきた。 「イノベーティブな商品」と自ら言っていたが、ただのソーラ ーLEDランプであった。一般的なランタンとの違いは、せい ぜい形状がランタン型ではない、という…

 スウェーデンの国際養子縁組

この前、「日本はスウェーデンになるべきか」という本を読ん だ。内容自体は、中立的な視点でと最初に書いてはいたが、や はり分析が少し主観的な見方に偏っている印象を受けた。 その中に興味深い内容があった。それはスウェーデンの国際養 子縁組について…