答えは自社の中に全てある

昨日は、丸1日かけて、Rさん、Gさん含めてディスカッションした。か
なりのことがわかった。また、12年という経験に裏付けられたGさんの
知識も十分にあることもよくわかった。


本来であれば、このディスカッションをすべきは僕たちではなく、事業
主体者たちである。彼らがそれをやらなければいけないし、なぜやろう
ともしないのだろうか。上っ面だけの出張で、プレゼンを聞いたところ
でもそんなものでは何も分からない。入り込まなければ何もわからない
、っていう感覚を持っているかどうか、というのが大きな差なのだと思
う。


そもそも別会社に僕がこんなことをやっているのもおかしな話である。
Kさんなんかは、自分のところの部下なのだからいつでも話が聞けるは
ずだ。Kさんに限らず誰もやろうともしないし、聞こうともしない。


そもそも、僕がレポートにしている内容は、彼らの言っていることをま
とめているだけにすぎない。彼らにきちんと話さえすれば、市場で何が
起こっているか、何をすればいいのか、というのは自ずと見えるはずだ
。それもやらずして、その事業はリスクがとか、日本側がとか、そうい
うことばかりである。


答えはすべて自社の中にある。要はそこまで行こうと思うかそう思わな
いかのそれだけである。そもそも自社の中の情報さえ、まともに得られ
ない経営で、会社の外のことがわかるとは思えない...。