2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

引越し

研究所から事業部への異動に伴い、引越し。荷物をまとめていたこ ともあるが、引越し業者の人が来てから、トラックに詰めるまでの 時間、わずかに20分程度。あっという間だった。 引越し先で荷物を受け取ったが、モノをもっと捨てないと、と思っ た。とりあ…

全体のモチベーション

引越し前の最後の日、いろいろと忙しくはあったが、最後にチュ ータのTさんと飲みにいってきた。その中で2つの話が印象に残っ た。① 赤字事業の経験 Tさんは、以前赤字事業部にいたという。表立っては、そんなに 危機感を煽ることはなかったが、うちうちでは…

プチ挫折

人に認められると、自信にはなるが、それがよい自信なのか、どうか というのは別問題だ。 自分で本当に納得できるだけやって認められれば、そのとき初めて自 信を持っていいと思う。でも、必ずしも自分がそう思っていないとき に認められてもそれは、自信と…

モチベーションは重要!?

グループ長のSさんと話していたときに、やっぱりモチベーション が重要だろう、という話をしていたのだが、Sさんは最近必ずしも そうではないのかもしれない、と話されていた。 「私も成果を出すためにはずっとモチベーションをあげることが不 可欠だと思っ…

経験を付加価値に

U先輩の内で、Hと3人で焼肉パーティー。 Hは来年には会社をやめて公認会計士を目指すと言っている。だから 仕事もいつもそこそこにして、その準備の勉強に励んでいるという。 たしかに、目標があってそれに取り組むことはいいと思う。でも、 彼は仕事に対し…

飲み会の後に

本に書いてあったのか、ブログに書いてあったのか、は覚えていな いが、学生のときに、どっかの社長さんが書いていたことを思い出 した。 「私が学生を見るときの基準は、飲み会に行った次の日にお礼のメ ールを送ってくるかどうかだ。それができる学生とは…

井の中の蛙

先輩のOさんがこんなことを言っていた。 「うちの部署のやっていることは実は社内でやっている人はほとん どいない。要はライバルがあまりいない分野だ。だから、競争する 相手があまりいないから成果を出しやすい。○○R&Dセンターが近 いことをやってはいる…

ブログを書く理由

学会で仙台出張。会場分散していて、非常に不便な学会である。地 方都市で開催するとやはり1万人規模の人を収容できる場所はなかな かないのであろう。それでも、仙台だけどなぁ...。 今日はブログを書く理由について考えてみる。 特に誰かに見せるために書…

知っているか知らないか

知っているかどうかで評価が決まってしまうのは、どうなんだろう か?直面したことのない問題でどう考えるかも重要だが、でも、問 題の種類によっては慣れでどうにでもなるような気がする。フェル ミ推定なんかはいい例だと思う。初めてそういう問題に取り組…

古賀稔彦氏

柔道の古賀稔彦さんの口演があった。非常にゆっくりと大きな声で 小学生にもわかるようなわかりやすさで話してくださった。印象に 残った点を2点。 (1) ソウルオリンピックの敗北 優勝候補として望んだソウルオリンピックで3回戦で敗戦した。そ れまではみん…

デバイス事業

『デバイス事業』を考えるのであれば、『世界戦略』を同時に考えていかなけ ればならない。単価が安い分、量産効果を出さなければ意味がない。そのため には国内だけの商売ではやはり儲けは出てこない。 ・マブチモーター ・ヒロセ電機 ・ローム ・京セラ 日…

共通の価値観の捉え方

以前、先輩Oさんと飲みにいったときに2点、激論を交わした。(1) 組織のコミュニケーション 僕 :「グループのメンバーがもっと本音で自分たちはどうなのか(技術、 ミッション、etc)ということを話し合わないといけないと思いま す。」 Oさん:「どうしようも…

本気で泥にまみれたかどうか

先輩Nさんが、選抜者の研修に参加したとき、ドメインの副社長 がこんなことをおっしゃられていたそうだ。 『プレゼンを聞けば、その人が本気で泥にまみれてそれをや ってきたかどうかがわかります。 内容もそうですが、私はそういう観点で見させていただき …

成功体験を捨てる

うちの部署にはスーパースター(いわゆるできる人)が2人いる。 2人ともとても優秀だが、やはり一長一短ある。 そのうちのSさんは成功体験にしばられてしまっているように見 える。Sさんは、苦労してボロカスに言われながら、近年稀にみ る大ヒット商品を生み…

トップのやりたいこと

グループ長の移動が決まった。1年前に移動してきて、ちょうど 1年で移動になった。まったくの畑違いの分野でのマネージメン トは大変だったと思うが、結局、最後までビジョンを打ち出す ことはできなかったと思う。 グループ長は、「スーパースターじゃなく…

質問による思考の深堀り

『質問』というのは思考を刺激させる。 今日、G先輩に相談を受けた。Gさんの研究室の後輩が就職活動を 行っているが、どうも自己PRや志望動機がうまくないので、ちょ っとみてほしいとのことでした。 その後輩さんの文章を読んでみると、文面は研究内容など…

期待しないほうがいい

人の成長を考えたときに、やっぱり期待値というものがある。その人が気に入っ た人だったらなおさら手塩にかけて育てようと考える。 ただ、そこでよくあるのが、レールを敷いて、失敗がないように育てるというも の。成功しやすい仕事を与えて成功体験を積み…

氷屋さんと冷蔵庫

事業の捉え方は大切な問題である。特に「代替品の脅威」を捉え られるかどうかに大きく関わってくると思う。 1つの例が、氷産業である。昭和30年代、電気冷蔵庫はまだ普及 しておらず、冷蔵庫は氷で冷やすのが常識だった。氷屋のビジ ネスのコアは、いかに氷…

フェルミ推定

雑誌「Think!」の記事で「地頭のよさ」に関するものがあった。 フェルミ推定に関する質問をすることで、地頭のよさをみること ができるそうだ。 フェルミ推定とは、例えば、「日本に電柱は何本ありますか?」 というような答えのない質問に対して、仮定や推…

技術討論会

自分の部署には、若手で技術に関する話題を発表し合う「技術討 論会」という会がある。参加は自由で、ミドルの方にも案内は出 す。実際はグループ長クラスも参加する。 だいぶ前に発表をしたが、そのときに、「○○が困っているので アイデアが欲しい」という…

柔軟性

柔軟性がないと人に言われた。たしかに自分がこうだと思うと、 データを示されない限り、あまり自分の意見は変えないかもしれ ない。こういう部分に関しては自分自身バランスはよくないと思 う。 さて、では柔軟性とはなんだろう。 自発的にでも他人からの導…

報告と意見

先輩が言っていたことだが、人の言っていることは、「事実」or 「推論」に分けられる。 仕事の中で会話を聞いていると、「この案はみんなが反対と言っ ています。」「ユーザの反応は非常にいい!」などがある。これ を真に受けるのは気をつけたほうがいい。 …

生命保険ベンチャー

ワールドビジネスサテライトの特集で生命保険のベンチャーが取 り上げられていた。 ネットライフ(http://totodaisuke.weblogs.jp/blog/)という会 社だ。 社長は元大手生命保険会社社員で、副社長がハーバード留学記の 岩瀬大輔さん。「あっ、あの人だ。」と…

やりたいこと

別の部署の友人たちと飲みに行った。そこに来ていた1つ下の後 輩の話。 仕事でのモチベーションがあまり沸かず、そんなことよりも、フ ランスでMBAを取りたいので、頑張ってフランス語を勉強してい るんです、ということだった。 というわけで、いろいろと質…

誕生日

今日は自分の誕生日。○○歳になりました。 歳をとったときの感じ方。 ①歳を感じる(positive) 「いよいよ○○歳だ。もう若いなんて言ってられないぞ!」 ②歳を感じる(negative) 「もう○○歳かぁ。もう若くないんだあぁ...。」 ③歳を感じない(positive) 「まだまだ…

当たり前のこと

いろいろな本を読むが、だいたい書いてあることは同じだ。 ・なぜを5回繰り返せ!さすれば本質がみえてくる。 ・常識に捉われない発想をしよう! ・人の話をきく。 ・ものごとをポジティブに考えよう。 ・謙虚な姿勢が大切です。 ・やるからには徹底的にやる…

結婚式

友人の結婚式に出席した。新郎も新婦もどちらも友人だったので とても感動的だった。というわけで、結婚式で感じたことを2点 書いてみよう。 ① 結婚式の感動度合い 2次会も含めて結婚式に出席すると、いろいろと趣向を凝ら した余興がある。挨拶やら歌やら芸…

祖母のお見舞い

実家に戻ったので、祖母のお見舞いに行ってきた。もうほとんど 話すこともできず病院に寝たきり状態だ。呼びかけても反応して いるのかどうかもわからない。 正直、何をしてあげたらよいのか、というのはよくわからない。 それでも、祖父に言わせると、「外…

計画とセレンディピティ

計画は大切である。計画がなければ具体的な行動はできない。で も、果たして計画通りに行えば全てがうまくいくかというとそう ではない。 なぜなら計画は予測に基づいている。その予測というものは、こ うありたい、でもあるし、こうなるだろう、でもある。 …

コンサルタントの回答

とあるコンサルタントに、「弊社の技術戦略を考えてください、 という依頼があったらどういうアプローチをとりますか?」とい う質問をした。 その方の弊社について知っていることは、エンドユーザ向け商品 を扱っている、ということくらいだった。それもあ…