報告と意見

先輩が言っていたことだが、人の言っていることは、「事実」or
「推論」に分けられる。
仕事の中で会話を聞いていると、「この案はみんなが反対と言っ
ています。」「ユーザの反応は非常にいい!」などがある。これ
を真に受けるのは気をつけたほうがいい。
実は、反対と言っているのは2人だけで残り8人は賛成かもしれ
ない。実はすごく好評をくれたユーザは身内だけ、などという場
合がある。
従って、内容は「事実」と「推論」に切り分ける必要がある。「
2人は反対していますが、残りの人の意見はまだ得られていませ
ん。」などになるのでしょうか。


それと、もう1つ。同じように「報告」と「意見」という切り口
で言っていることを分けることができる。テーマの進捗状況など
はほとんどが報告である。「この実験は現在○○まで完了して、
□□という結果がでている。あと○回繰り返すが、□っぽい結果
が出そうだ。」など。
そう考えると、自分の「意見」を言う"場"ってどれだけあるだろ
うか。「○○がしたい」「□□は楽しい」「△△はやりがいです
。」など。みんなの前でこういう「意見」を言える"場"があると
その人自身をより理解できるようになるのではないだろうか。
(少人数のノミニケーションでならありえるだろうけど。)