2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

答えを考えるvs答えを知る

昨日は先輩Gさんと飲みに行った。そこでこんな質問をしてみた。 「2006年度の自分たちのグループのMVPは誰ですか?」 すぐにGさんから答えは出てこなかった。私は同じ質問を前グルー プ長にもしました、という話をした。でも、あえて前グループ長が 誰と答え…

味方が敵に?

別のグループのテーマ検討会のときに、営業担当の方が、「今の試 作は全然ダメだ。」なんて言い出すものだから大変。周りの人もそ の話だけが一人歩き。 別にダメというわけではない。しかるべき評価手段を用いているわ けではないのだから、安易にそうした…

管理するということ

商品に動作不具合があり、検証を行っていたのだが、ソフトと回路 どっちが悪いのかは分からない状態に陥った。そこで、共同デバッ グ作業になったのだが、それからも問題が山積。 そこで、実感として感じたのが管理の重要性。今までは研究試作 だったので、…

代理店(営業)の役割

ソフト開発に問題があって、至急ソフトの修正が必要になった。そ こで、ソフト屋さんに緊急的に依頼をしたのだが、スケジュールの 都合上、どうしても受けられない、といわれた。(まぁ、契約等の 問題でいろいろとゴタゴタがあるという背景はあるのだが。)…

QAとミーティング

QAとミーティングを行った。以前先輩Oさんが、「事業部は意外と定 量的だよ。」というのがだんだんとよくわかってきた。 QAは何事も数値に置き換えて評価を行う。それを満たすかどうかで 品質を満たしているかどうかを判断する。 要は、「筐体の踏みつけ試験…

思考が止まる

事業部にくると、自分の思考が停止状態に陥りそうになるのを感じ る。目の前には次から次へと仕事の山、納期。そして、残業の毎日 。「目の前のことに追われて...」ということが何となく肌感覚で 伝わってくる。 研究所にいると、「事業部は未来のないことを…

サッカーの話(チームの問題点)

今のチームのフォーメーションは、4-4-2(中盤はボックス)だ。な んとか今日の試合は勝ったもののあまりしっくりきていない。問題 点は下記の3つだと思う。 FWのディフェンス 中盤の流動性 ディフェンスラインの押し上げ (1) FWのディフェンス まず相手ボール…

本を捨てる

読書法について書こう。前にも1回書いたが。基本的には読書をした 後なのだが、どうしても読んだ本はそのままキープしておきたくなる 。たぶん、次のような心理が働いている。 もったない(せっかく買ったのに捨てるのは...) 並べたい(本が本棚に並んでい…

褒められると伸びない

人のモチベーションを上げるときに、「褒めることが重要」という のはおそらく正しいことだと思う。でも、よく「自分は褒められて 伸びるタイプだから...」という人がいるが、それは違うと思う。 自分自身で「褒められて伸びる」という人は、褒められること…

デザイン展

会社の中で、ホームアプライアンス向けのデザイン展が行われて いた。 (1) デザインだけでは... たしかにスタイリッシュでエレガントな商品で一見、「いいな」 とは思うが、買うかどうかとなると、それはまた別問題になる 気がする。 自分自身はデザインをす…

ドラマのようにはうまくいかない

「どんなに頑張ってもうまくいかないときもある」 「ラマのようだ、と思っても結末はそうならないときもある。」 「過去がそうといって、今回も同じになるとは限らない。」 というのをふと思った。 だいぶさかのぼるのが、高校生2年生のときのサッカー部での…

コンサルティングファームの使い方

コンサルティングファームの使い方として、彼らを魔法のツールと 捉えてはいけない。コンセプトを考えるにしろ、事業戦略を考える にしても、あくまで彼らをコントロールする主体は自分たちになけ ればいけない。 コンサルタントに案件を投げれば、今までに…

キックオフミーティング

新しい取り組みのキックオフミーティングに参加してきた。次のミ ーティング開催日が決まっただけで、あとは何が決まったんだかも よくわからない。 みんな「顧客価値は...」、「まずは試作して試してみて...」、と それっぽいことを言ってはいるが、"真剣に…

だいたい思っていることとは逆

何を見るにしても、だいたい実際にやってみたり、入ってみたりす ると先入観とは逆の印象を持つ。 ・ダメだダメだと思っていたけど、意外とちゃんとしてるじゃん ・すごいいいと思ってたけれど、こんなものか という感じだ。前の上司も研究所から事業本部のR…

B2BとB2C

事業は大きく2つにわかれる。 ・B2B : ビジネスユーザが使う ・B2C : エンドユーザが使う もちろん、両方に対して商品やサービスを提供することもある。 ここでなんとなく感じるのが、 ・B2B : 競争がゆるやかで技術者のモチベーション普通 ・B2C : 競争が激…

事業部長が話しかけること

実験場で1人で作業をしていたところ、背後に人影が...。 誰かと思ったら事業部長が立っているではないですか。 どうやら実験場をウロウロとしているようだった。 このようにフラッと実験場に来るのはいいことだと思う。そこで、 コミュニケーションも生まれ…

”謙虚”ということ

日経BPのコラムにソフトブレーンの宋文州さんのコラムがある。 http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20070521/125297/ ここに書いてある『「謙虚」を説く人の「不謙虚」』という記事が 印象に残った。 ====================================== 偉…

研究所と事業部

事業部の言い分 「研究所は金だけ使って何も生み出していない」 研究所の言い分 「事業部は目先の仕事だけしかできなくて、新しいものは生み出せ ない。」 答え どっちも正しい。でも、互いのミッションが違うだけ。 そもそも事業部は目先のキャッシュを生み…

前向きな新人

NHKの『プロフェッショナル 仕事の流儀』で宮大工の菊池恭二さん が出演されていた。番組自体は途中からしか見ていないが、彼にと っての"プロフェッショナル"とは、「常に前向きな新人」というも のだった。いつも新人のように学び吸収し続けられる、ことが…

具体例のある指示

具体的な例を持って指示があるとわかりやすい。 「コスト削減をしてほしい。ただし、必要なものは使わなければい けないが、そうでないもの、後回しにできるものはできるだけ使 わないでもらいたい。」 たしかにもっともらしいことを言っているとは思うが、…

環境の変化の必要性

異動して1週間がたった。少しずつ慣れた気もするし、慣れない気 もする。そういうもんんだろう。 でも、環境が変わるというのは自分にとっては常に成長の機会だっ たように思える。学生のときも、海外に行ったり、インターンシッ プをしたり。ただいつも最初…

「クリエイティブクラスの世紀」

【読書】 ☆☆ 「クリエイティブクラスの世紀」 リチャード・フロリダ どんな新しいことが書いてあったかと思えば、そんなにたいしたこ とは書いてなかった。 1. アメリカ多様性の受け皿だったが、今の政策はそうなっていな い。 2. カナダ、オーストラリア、…

よいところ

新しい部署のいいところを書いてみる。もしかしたらこれらが当た り前の姿なのかもしれないが。 コミュニケーションが密 仕事が関連し合っている ハードワーク(いいのか悪いのか...) (1)に関しては、思っていたよりも、上と下の距離が離れていない ように感…

自分に返ってくる

設計をしていて、ばらつきをどれくらいに抑えなければいけいない かを検討していたが、計算式が複雑なためいまいちよくわからない 。 従って、品質担当に聞きにいってみた。目標設定値をいかに満たす かだけだ、というような話をされる。いやでも、そうはい…

挑戦者と死刑囚

以前、本の中で人間の行動を危機感と自律性の切り口で語ったもの があった。 危機感あり 自律性あり : 挑戦者 危機感あり 自律性なし : 死刑囚 危機感なし 自律性あり : 放浪者 危機感なし 自律性なし : 学習無能力 たしかこんな感じだったと思う。「死…

考え続ける

NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」にデザイナーの吉岡徳仁 氏が出演されていた。 印象に残ったのは、『ギリギリまで考え続ける』ということだ。 一度、決定をしてもそれで考えることはやめない。最後の最後ま で考え抜いて、変えられるならギリギリでも…

有能と思うな

【読書】マーベリック・カンパニー ウィリアム・C・テイラー 「自分は人よりも有能だと考える(周囲からもそれなりに扱われる ) 人間は新しいことを学ぶよりも賢くふるまうことに心を砕こ うとする傾向がある。」おそらく自分が人から認められてしまったら、…

沈みゆく島

「宇宙船地球号」という番組で、バングラディッシュの沈みゆく島の 特集をしていた。地球温暖化の影響で海面が上昇し、大地が波で侵食 され、どんどん削られていっている、という内容である。7年間で、 海岸線が500m以上削られてしまった。 そこで暮らしてい…

株式会社武蔵野

株式会社武蔵野の小山昇さんの出版記念講演会にいってきた。 なかなか面白いおっちゃんだった。印象に残った話をいくつか書いてお こう。 (1) 愛とは関心を持つこと 企業文化を作っていく上で、共通の価値観を持つという。"愛"の定義と は人それぞれだが、武…

感覚的と論理的

異動初日、何人かが歓迎会を開いてくれた。そのときにNさんとい ろいろなことを話した。後になって考えてみると、だいぶ無礼な言 動もあったと思い反省。 Nさんが言っていたが何がいいか悪いかの判断は、「自分がいいと 思うかどうかだ」と言っていた。何が…