答えを考えるvs答えを知る

昨日は先輩Gさんと飲みに行った。そこでこんな質問をしてみた。
「2006年度の自分たちのグループのMVPは誰ですか?」
すぐにGさんから答えは出てこなかった。私は同じ質問を前グルー
プ長にもしました、という話をした。でも、あえて前グループ長が
誰と答えたかは教えませんでした。


ここで、Gさんは考えてみる、と言って、それ以上答えを知ろうと
はしませんでした。でも、この話を別の先輩Sさんにしたらきっと
答えが誰かを知りたがると思います。ここが重要なポイントだ。


答えを知ることはたいして重要ではない。答えを知るプロセスが
重要なのだ。答えにたどり着くために、自分で思考錯誤をし、そ
して答えを導き出す。ましてやこんな正解がないような答えなど
知ったところでたいして意味はない。


そういう意味でGさんは、すばらしいなぁ、と思う。こういうも
のって、答えを知った瞬間に「なあんだ。」となって、それで思
考が停止してしまうものだから。