事業部長が話しかけること

実験場で1人で作業をしていたところ、背後に人影が...。
誰かと思ったら事業部長が立っているではないですか。
どうやら実験場をウロウロとしているようだった。


このようにフラッと実験場に来るのはいいことだと思う。そこで、
コミュニケーションも生まれるわけであるし、モチベーションの向
上にもつながる。今まであまりこういう人はいなかったたから、ち
ょっと好感を持つことができた。


まぁ、そのときに、この部分はもっとこうした方がいい、これはど
うにかならんのか、みたいなアドバイスをいくつかいただいた。見
学するからには何かしらコメントをしなければ仕方ないとは思うが
...。
たぶん、松下幸之助氏だったら、技術者を質問攻めにすると思う。
これはどうなってる?あれはどうなんだ?というように。コメント
よりもそっちのほうが気づきは多いのではないだろうか。それに、
そこでコミュニケーションも生まれるし。「○○したほうがいいね
。」では、「はい、検討します。」くらいの会話しか生まれないよ
うに思う。


もう1つ思ったのが、解決策を考えるのは誰かということ。たぶん
解決策を考えるのは上司でもマネージャーでもなく技術者本人だろ
う。だから、マネージャーが「これは○○を使ったらいい」という
のは、それはそれでいいかもしれないが、あまりそれが正解になる
とは考えにくい。それよりも、技術者がその答えに辿りつくような
コメントをしたほうがいいように思う。まぁ、モチベーションを上
げるということかしら。「よし、頑張ってこれを解決しよう!」と
技術者に思わせることができたらそれでOKだと思う。まぁ、検討違
いなモチベーションの上げ方をしないためにもやっぱり質問は必要
だと思うが。

  1. 質問をしよう。
  2. 解決策を考えるのは技術者。

ということかしら。