だいたい思っていることとは逆
何を見るにしても、だいたい実際にやってみたり、入ってみたりす
ると先入観とは逆の印象を持つ。
・ダメだダメだと思っていたけど、意外とちゃんとしてるじゃん
・すごいいいと思ってたけれど、こんなものか
という感じだ。前の上司も研究所から事業本部のR&Dに移動になった
ときも、「意外ときちんとやってますよ。」と言っていた。まぁ、
行く前はろくな組織じゃないとよほど思っていたのだろう。
僕自身も、正直今の組織はもっと混沌とした中で泥にまみれながら
やっていくところだと思っていたが、実際はかなりきっちりと管理
されながら進んでいく組織だと思った。
先輩Oさんも、「意外と定量的だった。」という感想をもっていた。
というように、やってみないと、行って見ないと、わからない、と
いうのはこういうことなんだろうな。
これは人を見るときも同じだと思う。過度に期待をすれば、意外と
ダメだなぁ、と思うし、まったく期待をしていないと、あれっ、思
ったよりもできるじゃん、となる。
そういう意味で過剰評価も過小評価もせず、何が本質なのかを見極
めることが大切だ。
それと、もし先入観と違っていた場合、どうしてそうした先入観が
あるのかを考えてみるといい。自分以外の人もそういう印象を持っ
ていることは多々あるが、なぜそうした印象になるのかの原因を考
えてみるといい。意外と原因は小さなものだったりもするし、大き
なものだったりもするはずだ。