キックオフミーティング

新しい取り組みのキックオフミーティングに参加してきた。次のミ
ーティング開催日が決まっただけで、あとは何が決まったんだかも
よくわからない。


みんな「顧客価値は...」、「まずは試作して試してみて...」、と
それっぽいことを言ってはいるが、"真剣に考えている"と感じるよ
うな人はいなかったなぁ。


それに話の中心は、「展示に何を出すか...」「社長はこんなこと
言っている...」「親会社にとられないように...」というもので、
とてもお客様のために、という雰囲気ではなかった。


じゃー自分だったらどういうアプローチをとるか。


(1) まずそれが実現したときにどんだけ嬉しいか(顧客がそれに
   よってどんな仕事を済ませることができるか)を考える。
(2) 次に、顧客は今その仕事をどんなもので代用しているのか
   を考える。もしかしたら代用する手段はないかもしれな
   い。代用手段がある場合、そこの不満をうちのサービスが
   解消できるかどうかを考える。
(3) 他社で似たようなサービスがあるが、仮にそこにうちにし
   かない機器がプラスされたら爆発的に価値が上がるか考え
   る。
(4) 他社のサービスが何で結果を出せていないか考える。
(5) 学会レベルではそのサービスの先行事例が多数報告されて
   いるがそれを調べまとめる。
(6) 学術的根拠をとる、というが何に対してどんな根拠をとる
   のかを考える。


思いついたものを羅列してみたが、どうだろうか。いずれにして
も感じたのは、
 ・話が具体的じゃない
 ・真剣じゃない
 ・顧客のことをそんなに考えてないような...
というところだ。