有能と思うな

【読書】マーベリック・カンパニー
    ウィリアム・C・テイラー


「自分は人よりも有能だと考える(周囲からもそれなりに扱われる
) 人間は新しいことを学ぶよりも賢くふるまうことに心を砕こ
うとする傾向がある。」

おそらく自分が人から認められてしまったら、そうなってしまう
だろう。ほめられることは非常にいいことだが、それで満足して
しまっては意味がない。

特にMBAなんかに行って、帰ってきたらきっとこうなってしまう
んではないだろうか。「自分はこんなこと知っている」「こうい
う状況ではこんなふうに考えればいいんだ」「なぜみんなこんな
こともわからないんだろう」というように。そういう思考になっ
てしまったらその時点で成長は止まってしまうだろう。

そうならないためにもやっぱり身近にベンチマークとなるような
人がいるといいと思う。「そうは言っても、まだまだこの人には
勝てない」と思えるような。

あとここで重要なのは、「(周囲からもそれなりに扱われる)」と
いうことだ。以前、グループ長が言っていたが、期待した人ほど
伸びなかった、というのはこういうところに起因しているのであ
ろう。


## 「カンブリア宮殿」に小林製薬の社長の小林豊さんが出演さ
## れていた。そのときにアイデアダイアリーの話をされていた
## ので実践してみよう。