当たり前のこと


いろいろな本を読むが、だいたい書いてあることは同じだ。
 ・なぜを5回繰り返せ!さすれば本質がみえてくる。
 ・常識に捉われない発想をしよう!
 ・人の話をきく。
 ・ものごとをポジティブに考えよう。
 ・謙虚な姿勢が大切です。
 ・やるからには徹底的にやる。
 ・全ては自分次第。よいことも悪いことも自分に返ってくる。
 etc...


まぁ、ふつうの人は、こういう話をすれば、「もちろん、そうだ
。当たり前だよ!」と答える。とは言っても、実際にみんなでき
ていることかしら?


「なぜと言われても、そこから先はわからない。」
→ 問い詰めるとそうなるだろう。
  わからないののはいい。わかろうとしないことが問題ね。


「過去の商品はこうだった。」
→ だいたい人はその人の経験と常識から考えるものです。


「そんなことは昔何度もやったけどできなかったんだ。」
→ できない理由はいくらでも考えられるが、本当にできる方法
  はあまり考えない。


「言われなくても一生懸命やっている。」
→ 一生懸命まじめにやることと本気になることは違う。なかな
  かみんなそれはわかっていない。


みんな大切なことは何かわかっているつもりでも、日常の会話を
聞いていれば、それが"つもり"だということがよくわかる。そう
いう意味で本は大切なことを意識させてくれるからありがたい
。さらにはそうやって意図的に脳ミソに刷り込みを行わないと人
間なんて簡単に物忘れしてしまう。


当たり前のことを当たり前に行うことは難しい。