モチベーションは重要!?

グループ長のSさんと話していたときに、やっぱりモチベーション
が重要だろう、という話をしていたのだが、Sさんは最近必ずしも
そうではないのかもしれない、と話されていた。


「私も成果を出すためにはずっとモチベーションをあげることが不
 可欠だと思っていた。ただ、最近、親会社の人たちと話をする機
 会が増えているのだが、彼らは必ずしもモチベーションは高くな
 い。能動的でもなく、情熱的でもない。でも、彼らは成果を出し
 ている。だから、モチベーションと成果の因果関係が必ずしもそ
 うではないのかな、と思うようになった。」


確かに、僕自身も親会社の人たちと接していると必ずしもモチベー
ションは高くないように感じる。


この「なぜ」に対する1つの答えは、"トップダウン"と"ボトムアッ
プ"の違いなような気がする。そんなに単純でもないとは思うが。
やっぱり彼らの場合は、トップダウンで物事が決まっていくため、
下の人間がいくら「こうしたい」と言っても、簡単に変更のきくも
のではなく、ある意味クリエイティビティを持ったレールの上を走
るような仕事になるような気がする。だから、能動的ではなくても
仕事はあるし、自分の都合に関係なく仕事をすることになっていく



一方、うちの場合は、"ボトムアップ"でものごとが立ち上がってい
く場合が多いから、やりたいことがしやすい。やはりそれがモチベ
ーションの高さにつながるのではないだろうか。


どっちが正しいかどうかはわからない。もちろん親会社でもモチベ
ーションが高い人たちはたくさんいるはずだ。ただ、ボトムアップ
の場合、やりたいことがあるときはいいが、そうでなくなったら...
とは思う。


## Tくんと飲みに行って来た。異動前にいろいろな話ができて楽し
## かった。