リバース・イノベーション

まだ読み終わってないのだが、「途上国に特有の顧客ニーズから始 めて、必要なソリューションを編み出し、それを市場へと戻す、マ ーケット・バックのやり方が必要」、「LGT(ローカル・グロー ス・チーム)を作ること」などはその通りである。また、成功…

 ザッポス伝説

だいぶ前に買っておきながら読めていなかった、「ザッポス伝説」 を読んだ。 ビジネスの気づきとして、一番大きいのは、「なぜ、アマゾンとい うジャイアントがいる中で、ザッポスが勝ち得たのか」ということ だ。オンラインビジネスでアマゾンには圧倒的な…

 「狂」

立花隆氏の「青春漂流」を読んだ。chikirinのオススメ本の中 に入ったから購入した。本人の旅行記のようなものだと思って いたが、そうではなかった。各界、しかも一見まったく日の当 たらないような分野のプロフェッショナルに対してのインタビ ューを集め…

 七人の政治家の七つの大罪

小林よしのり氏の「日本を貶めた10人の売国政治家」を 読み、いろいろな政治家を批判している中で、小林氏が 唯一と支持していたのが平沼赳夫氏だった。それに興味 を持って平沼氏の著書を読んだ。 確かに愛国心の塊のような人で保守政治家としての主張 には…

 ビジョナリーカンパニー2

ビジョナリーカンパニー2をまた読んだ。 Nさんに、小さな組織ではこの「バスに乗せる人を決め る」は成り立たない、と言ったが、それはやっぱり間 違いだと思う。結局は妥協するかどうかっていうこと だと思う。 例えば仮にとっておきのコンセプトに目覚め…

 マクロから市場を見る

「ウェブを進化させる人たち」という本を読んだのだが 、その中に面白い内容があった。 アットコスメを運用する株式会社アイスタイルの吉松徹 郎氏の話だ。 化粧品が面白いと思ったのはマーケティング費が 非常に大きい業界だったからです。日本の広告宣 伝…

 リーダーの教科書

元ジョンソンアンドジョンソン社長の新将命氏の著書 「伝説の外資トップが説く リーダーの教科書」を読 んだ。これが素晴らしい。この1冊でリーダーシップ に関する本は十分といえる。 その中でも気に入った内容が以下の通りだ。 ○「結果」を問うほど「プロ…

 逆境の時代を生き抜く!

到知4月号の中で、「逆境の時代を生き抜く!」という タイトルで上甲晃氏が松下幸之助氏の哲学について語 っていた。 上甲氏が電子レンジの販売課長だった頃、不景気のた めに課長職以上の昇給はすべてストップ、ボーナスの 代わりに社内製品を買うよう指令…

 掃除機道

この前、ダイソンについてちょっと書いたが、その後 「逆風野郎!ダイソン成功物語」を読んでみた。 とてもじゃないが半端じゃない逆境の連続だった。仲 間の裏切りから、大企業のありえない態度、訴訟の連 続、借金、etc...。例えば、「やる前からその状況…

 よき経営者の姿

伊丹敬之氏の「よき経営者の姿」を読んだ。 ○性弱説 特に印象に残ったのが、この性弱説だ。この前、1/24 のときだ。そのとき性善説か性悪説かみたいな話をし ていた。Nさんは性善説なのだが、僕自身のことを考え てみると、性善説も性悪説も両方とも真だと考…

 ナチュラルシンキング

HBR3月号の東大EMPの横山氏の記事の中にナチュラルシ ンキングという言葉があった。以下抜粋。 いまの時代において課題設定がいかに重要であるかが わかるはずである。これができる人格はどのようなも のだろうか。それを「課題形成能力のある人格」-設 定で…

 何にお金を使うか

到知3月号ので牛尾治朗氏が、魏の李克という人の言葉 を紹介されていた。 「居ては其の親しむ所を視、 富みては其の与うる所を視、 達しては其の挙ぐる所を視、 窮しては其の為さざる所を視、 貧にしては其の取らざる所を視る」 (平生どういう者と親しんでい…

 鱗収集機

大前研一氏の「「知の衰退」からいかに脱出するか? 」を読んだ。 「知の衰退」という切り口からこうして日本を眺める と、うまく説明がつくことがよくわかった。また、氏 自身のもどかしさ、というのがすごく伝わってきた。 たしかに、今後、直面する経済危…