製造技術のKさんの話

飲み会のときに、製造技術のKさんにいろいろと話を伺う
ことができた。今のグループにいると製造の人の話を聞
くことができるからすごくいいと思う。彼らの話は本当
に現状を表していると思う。


Kさんは今年の11月で定年を迎える。会社で40年近く働い
てきた人の話は重みがある。
何がすごい、というのは、「自分の考えを持っている」
ということだ。持っていて当たり前だ、といわれるかも
しれないが。でも、製造の立場で事業部をどうしていく
べきか、というのをきちんと考えている。さすがだと思
った。そしてそれが思いつきとかじゃなくて、考えぬい
たことだ、というのがわかるからこそ腑に落ちる。


そして、「made in JAPAN には魂がある」といっていた
。こうしたことを言いきれる、ってすごいことじゃない
だろうか。それも、タイでの工場の経験、中国での工場
の経験があるからこそ出る言葉だろう。そして、そこに
はプライドがにじんでいた。


正直話をするまでは、こうやってサラリーマンとして定
年していくのは...と思っていた。でも、サラリーマン
としてのプライドを垣間見ることができた。こうやって
話をすると「思い」を感じることができるから嬉しい。
「思い」っていいな、と思う。