起業家思考の学生

学生時代、インターンシップで知り合った友人のブログ
をたまたま見つけた。懐かしく思ったし、相変わらずで
もあるみたいだい。


そのインターンシップには、起業家志望の学生がたくさ
んいた。みんなすごい経験の持ち主ばかりで、既に起業
している人間もたくさんいた。
一般的な学生という目線に立てば、まさに、彼らこそ、
『非常に優秀な学生』だったように思う。


その後、みんな起業したり、ベンチャーに入ったり、リ
クルートに就職したりしていったみたいだ。


でも、その後も彼らが要は『優秀な層』であり続けるの
であろうか。学生時代にいくらすごいことをしていても
、それが社会人となってもそうあり続けられるのだろう
か。


ドラッカー氏の本に、最初に就く職業における経験とそ
こで成果を上げることが重要、と書いてあった。もしか
したら、社会人になることで一度リセットは必要になる
ような気がする。


なんていうのか、例えば、天才小学生が、そのまま成長
するか、というようなことだ。もちろん、小さな頃から
トップの実力を持ちそのまま世界を制することはある。
でも、成功者とは大器晩成のような気がする。


彼らのブログを読むと、「上場を目指す」、コンサル
タント、でかいビジネス、などと書いてある。なんとな
くだが違うんではないだろうか、というような気がする
。なんだろう、そういう人たちって、「有名な○○社長
からすごく学んだ」というようなことをいう。でも、「
サラリーマンの○○さんから学んだ」とは言わないよう
な気がする。偏見かもしれないが、インターンシップ
通じた出会いの中で感じたことだ。ブログを読んでいる
とそんなに変わっていないような気がしないでもない
...。


じゃー自分はどうなんだ、ということになる。いつでも
成長が止まってしまう、という危機感はある。でも、ま
だまだ成長し続けることができる、と信じている。
それに、大企業を選択した自分は間違ってはいないと思
う。ベンチャーを経験したことがあるわけではないが、
たぶん学生にアドバイスするとしたら、大企業にいった
ほうがいいというと思う。
でも、往々にして、みんな自分が歩んだ道を人にも勧め
る、というただそれだけかもしれない。