経営とは

経営とは、「右手にそろばん、左手に論語」と渋沢栄一
氏はおっしゃられていた。まさしくその通りではあるが
、自分なりに考えてみるともう1つつけ加わると思う。


それは、
「右手にそろばん、左手に論語、"正面にライト"」
である。


"正面にライト"、これはつまりビジョンのことであり
構想力のことである。結局のところ、いったい何をや
りたいのか、これからどこに進もうとしているのかが
なければ、そして何を成し遂げたいのかがこれだと思
う。それがあって初めて経営というものが成り立つと
思う。


そしてそれは結局のところアイデアだ。アイデアが昇
華したときにそれがビジョンとなるのだと思う。この
目標がなければ経営は成り立たないし、いくら論語
説いても空論になってしまうと思う。そのビジョンに
対して、働いてもらうために論語が必要なのだから。


"右手にそろばん"とは、「売上-コスト=利益>0」のこ
とだ。富山氏もおっしゃれていたことだ。そして、松
下幸之助氏も稲盛和夫氏も利益の重要性を説いている
のと同じことだ。自分はまだまだここの能力が低いと
言わざるをえない。(もちろん全部低いのだが。)


うーん、これって、ヒト・モノ・カネ、っていうのと
も同じなのかな、という気もする。
ヒト:論語
モノ:ライト(ビジョン)
カネ:ソロバン


いずれにしても、こういうことを若い人が言っても何
も説得力はないと思う。でも、常に仮説を持っておく
ことは大切だと思っている。