成長とは...

どれだけ成長をしたか、というのはどういうふうに測れ
ばよいだろうか。たぶん、そういうものは履歴書の中に
は出てこないと思う。日常の話している言葉や習慣とい
ったところに出てくるものだと思う。


ただ、自分で成長しました、といってもそれは誰にもわ
かってもらえない。では、○○な経験をしました、とい
ってもそこから何を学んだかはわからない。それだけで
終わってしまう人がいる。研修を受けました。資格を取
りました。というのは知識の増加であり、それは成長と
は違う。


では、成長とはどうやってなされるのだろうか。


(1) 自分からやったこと
  要はきっかけは人からであったとしても、結局は自
  分で能動的に動いた部分がなければ成長した、とは
  いえないだろう。
  だから、ずっと上司の指示の通りに仕事をしている
  人は成長していない、といってもいいのかもしれな
  い。もちろん、経験はつんでいるから知識は増える
  。でもそれだけでは成長にはならない。


(2) ひたすら考える
  何かをやる前でもいい、何かをやった後でもいい、
  とにかく考えぬいたとき、「WOW!これだ〜!」とい
  う発見、ブレークスルーがあったとき人は成長する
  と思う。そのブレークスルーはたぶん経験しなけれ
  ばその感覚はわからないと思う。自分もその感覚は
  断続的に感じている。でも、まだスケールが小さい
  。たぶんこの「WOW!」はもっともっと大きくなるは
  ず。
  自分の場合は数学の公式が見つかったかのような感
  覚となる。今までバラバラだった問題がパズルのよ
  うにはまっていくのだ。確かにすごい快感だ。これ
  を経験するとやめられない。事業を創造していく、
  というのはこういうことではないだろうか。セコム
  の飯田亮さんが悩みに悩んだ末にセキュリティ機器
  レンタル際に保証金をもらえばいい、ということに
  気付いた、というのはまさにこういう感覚ではない
  だろうか。


(3) 捨てる
  あらゆるものを捨てる。あげる。しがみつかない。
  こだわらない。
  ただし捨てるものがないとこれは実効できないけど
  (笑)。


こんなふうに成長というものをおぼろげに感じる今日こ
のごろ。