コンセプト

野中郁次郎氏の「知識創造の方法論」を読んで、今まで
の経験上理解していただけだった『コンセプト』という
ものが何かということを学ぶことができた。


コンセプト
物事の本質をつかみとるための視点の変化を促す思考の
枠組み


上記のように解釈をすることができた。つまりは物事の
捉え方だといえる。メタファーとしていうと、サーチラ
イトなのだ。つまり、3つの切り口でコンセプトを捉え
ることができる。


・objective(目的)   何を照らすか
・perspective(切り口) どう照らすか
・SCOPE(範囲)     どれだけ照らすか


ということになるのだと思う。


だから、スタバも切り口が変われば、
・スタバ=コーヒーを提供する店
・スタバ=第3の場所を提供する店
このように視点が変わり、見え方がまったく変わるのだ
と思う。


そして、コンセプトは未知のものがきたときに、それが
何なのかを理解する助けとなる。つまり、判断する拠り
所ともなるのだ。だから、「安いコーヒー豆」「座り心
地の悪いイス」はスタバのコンセプトから見たら取り除
くべきものとなる。


そして、コンセプトの生成する流れは、
イデア-コンセプト-理論
となる。