S○Tプロジェクトのその後

上期に行われたS○Tプロジェクトを受けて、Nさんが、
他部署で修行をしないか、と言われているようだ。
その理由が、プロジェクトの際に、「もっと大きい絵が
書けないのか、お金の話が全然ない」というのが理由の
ようだ。


まぁ、それはああいったやり方をしたら、そうなるだろ
う、と思うのだが。


そんなことから、もっとそういう視点を入れないといけ
ない、とりあえずNに修行をさせよ、みたいになってい
るようだ。


でも、それでは何の問題解決にならないだろう。Nさん
がいなくなってしまえば、またそれで終了...となるだ
けだ。


そういう評価を下すなら、まずはそれを公表したらいい
。「今回のプロジェクトは絵もしょぼいし、金の話が全
然ない」と。そうしなかったら意識なんて変わりようが
ない。


一方で、事務局としては本当によかったのか、というこ
とになる。上のようなことを公表したら、メンバーはお
そらく「あんなやり方ではあんなもんしか出てこないだ
ろう」というだろう。


そこをもうちょっと建設的にメンバーの意識として何が
足りなかったのか、事務局として何が不足していたのか
を明らかにしたらいいだけの話だ。


解決策は何かフォーマットを作ってそこに金額を埋めま
しょう、みたいなものではダメだけど。


絵に関して言えば、過去5年ぐらいやっててずっと同じ
ことしか出てきてないでしょ、と言いたい。何も変えず
に単にメンバーの平均年齢を下げたからといって、劇的
に変わるわけはない。


そこの問題としては、とにかく、考えるフレームが大き
すぎるのだ。「何でもいいからうちらしい新しいことを
考えて」なんていうお題でそうそう出るわけがない。


コマツではないが、それこそ、環境・IT・ヘルスケアだ
けに特化したときに何ができるかを考えろ、ぐらいブレ
イクダウンしないと何でもありの薄っぺらいものしかで
きない。


金の話がない、絵が小さい、というが、じゃーgoogle
最初に出てきたときに、その人はきっと同じ評価をした
だろう。また、大企業新しいものに対してシステマチッ
クに取り組もうとするのであれば、それこそ世の中のト
レンドが明らかなものに乗っかりそこでどう勝つかを考
えないといけない。面白くないかもしれないが、それが
大きな島もやりましょう、みたいなもんじゃないのか。
コミットメントすれば自ずと出てくると思う。


なんていうのか、そもそも本気でやる気もないくせに、
いいアイデア出せ、というのがよくない。退路を断って
これに本気なんだというのを示さない限り、本当のコミ
ットメントは生まれないだろう。


ちょっとざっくばらんに書きすぎた。