塾2

それにしても風邪が治らない...。困ったものだ。


昨日の塾で感じたことの続き。


冒頭にFさんは、R&Dの成功率について言及していた。
まぁ、低いのは低いが他社や親会社よりはいいはずだ
、というものだった。


一方で最後に、「これからのうちは皆さんが思ってい
るほど明るくない、むしろ茨の道だよ」とも言ってい
た。


モノゴトにはポジティブな側面とネガティブな側面が
あるが、たぶんその両方を捉えて言っていたのだろう



不必要に不安をあおる必要はないものの、健全な危機
感をもつべきだと僕は思う。そもそも、事業ポートフ
ォリオを見せられたときに、いつまでたっても既存事
業頼みであり、先行的に投資している事業に関しても
まったく市場が大きくなる気配がない、という点をみ
ても、危機感があおられないほうがおかしい。


本来であれば、そこに対して「まずいよね」というよ
うなディスカッションが起こってこそ、意味があるの
ではないだろうか。


もし、本当に危機感が醸成されれば、このままではま
ずい、何かを変えないと、ということになる。そもそ
もテーマを考えるフレームが不適切なのか、テーマの
進め方がまずいのか、テーマの元となるアイデアの量
が少ないのか、質が悪いのか、アイデアの探し方がま
ずいのか、それを考えていかないといけない。


少なくとも、自分の研究室に関して言えば、テーマを
探す枠の再構築が必要だと思う。