X当たりの利益

自分の組織をクリエイティブな組織にしたい、というの
であれば、何をもってそれを測るかを明らかにしなくて
はならない。


それがもし論文を読むことであるのならば、毎月各人の
読んだ論文の数を明らかにし、それを研究室のオリジナ
ルの指標にすればいい。例えば毎月1つ同じ論文を読み
、それに対して各人が思うことをディスカッションして
もいい。それプラスでそれぞれが読んだ論文に対してこ
んな面白いのがあったと報告したら情報の共有になる。


そうでないのならば、例えば、事業化率がクリエイティ
ビティを表す、とか、イヤ特許の数や、とかいろいろと
りようはある。それらをメンバーが納得いくかたちでそ
して実際の会社の目標とリンクする形で決めたらいいん
だと思う。


自分たちの目指す方向とその指標がリンクしていること
が重要だ。指標を作ってもそれがリンクしていなかった
ら意味がない。


例えば、「特許」を指標にしたのに、メンバーが「特許
もやっつけ仕事だ」なんて思っていたらなんの意味もな
い。それ以前の前提として、「クリエイティブな組織に
する」というビジョンを共有しなければならないだろう