合わない理由

この前の金曜日にTさんと飲みに行ったときに以前にデ
ィシジョンSGにいたHさんとFさんの話もしてくださっ
た。


HさんもFさんもグループ長のIさんと合わなかったよう
だ。本人たちも自覚しているのだが、Iさんのレベルに
ついていくうえで非常に大変だったみたいだ。その何
が大変だったのかをTさんが翻訳して説明してくれた。


分析レポートを書く際に、Iさんはそれを自分たちの
作品のつもりでやってほしい、ということを言ってい
る。それに対して、FさんもHさんも検討が十分につく
されていない、というのだ。検討が十分ではないから
、Iさんがこれはこうじゃないのか、という指摘をし
たときに、じゃーそうしましょうか、となってしまう
。それがIさんには許されないのだという。本当にそ
こまで考えて検討していれば、ほいほい修正はしな
いだろう。でも、検討しつくしていないから人の指摘
でどうにでも転んでしまうのだという。


何となく言わんとするところはわかる。自分が実際そ
の仕事をしたときに、本当に考え続けることができる
か、というのはやってみなければわからない。だから
僕自身はFさんもHさんんも批判はできないのだが、そ
れでも感覚としてはわかる。それを通じて、成長して
いかなければいけないんだと思う。


また、Hさんは経営者になりたい、という思いはある
ものの結局自分がどうしていいか分からず、ディシジ
ョンSGからとりあえず自分の部署にもどった。もどっ
てからも、ずっと迷っているという状態だ。これは、
本人からも聞いた。


それに対して、Tさんは「本当に経営者になる人間は
そういうことでうじうじ悩まない。あいつは経営者
には絶対なれない、これは間違いない。」といって
いた。


うーん、今のHさんを見ていると、Tさんの言っている
ことがごもっとも、という感じだった。


in corporate とは言え、さすがに多くの経営者に接
しているだけのことはあるなぁ、と感じた。