店選び
3つの店舗を回ったのだが、最終的にAに決めた。決め
ては画一化されていないサービスだった。
この店選びだったが、語弊はあるかもしれないが、な
んとなく女の子を選ぶような感じだった。
Fは性格が明るくノリもいい感じ、見た目もかわいい、
でも、友達と敵対したりする。Sはかなりの美人で見た
目はNo1なのだが、ちょっとお高くとまっている感じ。
自分で料理がうまいというわりにはちょっといまいち
。そして、Aはちょっと田舎に住んでいるから、あまり
注目はされないけれど、実は、家庭的でかわいらしい
、といった感じだろうか。
なんとなくうまく表現できている気がするけど、どう
だろうか。
FとSに関してはやっぱりチェーン店化されている感が
あったのがやっぱりいまいちだった。その場所特有の
というよりも、マニュアルで確立された印象を受けた
。
これが店舗運営の難しいところだろう。マニュアル化
させればさせるほど、サービスは安定し、店舗拡大も
できるのだが、オリジナリティ、非日常性というのは
それに伴い失われていく。もちろん、どこにいっても
同様のサービスが受けられる、というメリットはある
。それは顧客が何を求めるかで判断することだ。
例えば、全く知らない地方へ旅行にいったときに飲み
屋に入ろうとするのだが、さびれた店が数件しかない
、なんてときに、ワタミを見つけたりすると安心する
。まぁ、ここなら外れじゃない、という感じだ。一方
で観光地に来たときなんかにワタミを見つけたりする
と、「せっかくここまで来たのにワタミ!?」という
印象を持つわけだ。もちろん、地元の人にとってのそ
れは違うわけだが。
学生時代にIBMビジネスコンサルティングの面接のとき
に、吉野屋の戦略を考えて、みたいなケースをやった
ときにちょっと考えてみた内容だが、その当時は全然
深堀りできていなかった。いまやったらもう少しうま
くできそうな気はする。