友人の転職

今週は珍しい人2人から連絡があった。


1人目は大学の後輩のGだ。ゴールドマンサックスで
働いていたのだが、そこをやめてプルデンシャル生命
保険にうつったという。かなり営業の付加価値に依存
する会社なので、まぁ、向いているっちゃ向いている
かもしれないが、魅力を感じない...いろいろな意味
で。


2人目は大学のときにインターンシップでいっしょだ
ったWだ。T自動車で働いているのだが、1年前くら
いに久しぶりにあったときには、会社の文句ばかり言
っていた。新人研修のときに、「T自動車で東アジア
共同体を作りたい!」と宣言し、同期の注目を浴びて
いたと聞いていただけに残念だった。T自動車の強み
みたいなのをもっと聞きたいと思っていたんだけど、
そういう言葉は出てこなかった。その当時も、やめた
い、やめたい、みたいなことを言っていた。もともと
ベンチャー志向が高かったのだが、そのときも、「ベ
ンチャーにいってIPOしないと...」みたいなこと
を言っていた。週末にはグロービスにも通い、自己啓
発も存分に行っているのだが、そういうところで、何
か学生時代に比べて魅了が半減してしまった感があっ
た。そんな彼が、某ITベンチャーへの内定が決まっ
たが迷っている、ということだった。僕としたらもっ
たいないなぁ、とは思うのだが、もしかしたらそうい
う小さな組織のほうが思いっきり仕事ができるかもし
れない。だからなんともいえないが、僕としてはT自
動車で学べることはまだまだあるんじゃないのかな、
と思う。


でも、こうやって他人のことはよく見えるのだが、き
っと自分を客観的に見ると同じようにこういうふうに
映っているのかもしれないな。