過去の予想を見てみよう

世の中には「こういう世界になる！」みたいな予想が
たくさんある。でも、実際全然そんなふうになってい
ない、というものもあれば、一方で、数年前まで誰も
そんなことに気付かなかったのに、数年後にはあった
いう間にそれが広がっている、なんていうものもある
。そういうものを、２ｘ２の切り口で整理してみたら
いろいろと見えてくるんじゃないだろうか。。


なるなるといわれてた
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人工知能 | オンライ決済
ユビキタス | 生体認証
電子マネー |
|
実現してない------------------------実現した
| Google
| 任天堂
| 環境
|
誰も思いもしない

「なるなると言われていたが実現していないもの」と
しては人工知能やユビキタスコンピューティングがそ
うだろう。もちろん、一部ロボットの製品化などもあ
るが、人工知能そのものの爆発的な広がりは現時点で
はない。また、ユビキタスコンピューティングもそう
いう時代がくると10年以上前から言われてはいるのに
まだまだ実現はされない。これは、IPv6や国際化ドメ
インなんていうのもその範疇にはいってくると思う。
電子マネーについては、「実現した」という捉え方も
できるかとは思うが、この前なんかで「Edy」を運営
するビットワレットの苦境を伝える記事を読んだ。
セブンイレブンやAEON、JRなどが店舗運営に付随した
価値として電子マネーを提供しているのに対して、ビ
ットワレットは電子マネーを事業として行っているが
それが伸び悩んでいるというものだった。ここで結論
付けるつもりはないが、電子マネー自体としてビジネ
スが成り立つかどうかは今後をウォッチしてもいいと
思う。


一方で「なるなると言われていたもので、実際になっ
たもの」という切り口もある。オンライゲームや、
eコマースなんていうのはそれにあたるのではないだ
ろうか。また、生体認証技術も銀行への適用という面
もあるがあっという間に広がったと思う。非接触ICな
んかもそうじゃないだろうか。既存インフラに採用さ
れると一気に広がる、ということだろうか。


そしてもう一つ。「誰もが思いもしていなかったけど
、あっという間に広がった」という切り口がある。
Googleや任天堂のwii、DSなどがそれにあたるのではな
いだろうか。また環境に対する価値観というものもあ
っという間に変わったと思う。つい5年前なんかはまだ
まだそんな意識は低かったと思う。


かなり僕自身の偏見でこのマトリックスは埋めてはい
るが、これをブレストなどやりながら埋めていっても
面白いと思うのです。