まだまだ修行

今日は研究室の方針発表だった。Fさんの言っているこ
とは筋は通っていると思う。ただ、僕とは価値観が違
うだけだ。でも、そういうところからも学べるところ
はある。どんな環境でも学ぶ要素はある。学ぶことな
どない、と決めつけてしまったらその時点で僕自身の
成長はなくなってしまう。前向きに取り組もう。


Fさんはとりあえずは自分の室の定義を持っているそれ
だけでも大きな前進だと思う。本当はそこをもっとみ
んなでディスカッションできたらなおよいのに、とは
思うが。


Fさんが求めていることは、やりきること、ナレッジと
テクニカルスキルの両方を持ち合わせることだ。それ
と最後に言っていたことだが、金もない、人もいない
、でも課題は難しい、という状況でそれに対してどう
取り組むか、それをみている、といっていた。たしか
にその通りだと思う。不平・不満をいっても始まらな
い。大切なのはアウトプットを出すことだ。例え出な
かったとしても、それに対して前向きに取り組むこと
が必要なことなのだろう。


僕自身に対してたぶん懸念をもっているのは、ものご
とをネガティブに捉えがちなところだろう。


とにかく前向きに頑張ろう。ここで成果を出せなかっ
たら、たぶんどこにいっても成果は出せない。そう思
う。今はつらい時期でもきっと報われるときがくるは
ず。


さて、それとは別に今日の「がんばれ社長」の中に勇
気づけられるメッセージがあった。

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■新・社会人に贈る
ピカピカの一年生が街を闊歩しています。
愛知県体育館の敷地を通りぬけるのが私の通勤コース
のひとつ。今朝は名城大学の入学式のようで、親と同
伴の新入学生と、部活やサークルを勧誘する先輩学生
たちとでごった返していました。


頼まれてもいないのに、彼らに私は心の中でメッセー
ジを伝えました。


身体を鍛え、体力をつけて下さい。胃が丈夫でスタミ
ナのある人になって下さい。
読書する人になって下さい。一生懸命勉強し、ハード
に仕事する人になって下さい。


遊ぶときは思いっきり羽目を外して遊んで下さい。
貯金は大切ですが、自己投資(遊び含む)をケチって
はなりません。


これらのことを怠っても30才までは目だった差がつき
ません。しかし、40才になると怠慢のツケがやってき
て、ガクンと人生の歩みにブレーキがかかります。
しかし、これらのことを確実に実行された人は、年を
重ねるごとに周囲があなたを必要とするようになりま
す。私はそういう人をたくさん見てきましたから、55
才になった今、自分の子どもに言い聞かせるような気
持ちでピカピカの新入学生の方々にそう申し上げたい
と思います。


ちなみに55才になるとどんな気分かをお話ししましょ
う。


55才にもなるともう体は言うことがきかないし、老い
先も短くなるから希望ももてなくなるだろうと想像す
るかもしれませんが、それは、とんでもない話です。


むしろ私は20代、30代の頃のほうが辛かったし悩みも
多かった。今は、そのころよりずっと晴れやかな気分
ですし、人生の選択肢がますます広がって、愉快な日
々を送っています。人生は先へ行くほど楽しく豊かに
なるものだと思います。

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もはや僕自身、新社会人でも何でもないが、それでも
勇気づけられるメッセージだった。


まだまだ修行の身。頑張ろう。