優秀な人の将来の目標

ふと、学生時代にドリームゲートインターンシップ
知り合ったメンバーのことを思い出した。彼らも自覚し
ていたと思うが、みんなが個性豊かでモチベーションも
高く、いわゆる優秀な学生、だった。


みんなが起業というものに興味を持ち(実際に起業して
いた人もいたが)、社会にインパクトを残したい、とい
う思いがひしひしと伝わってきた。でも、そんな中で
違和感を感じたことがある。


例えば、Gくんなんかは、理系の大学院生だったが、か
なりぶっとんでいて、SONYで修行して起業するなんて
いうことをいっていた。学生時代もサイバーエージェ
ントの藤田さんや高橋歩氏を迎えたイベントを企画運営
したりもしていた。


そんなGくんだが、将来は、おしゃれなバーを開いて悠
々自適に暮らしたい、と言っていた。また、別の機会に
Wに話を聞いたときも、ベンチャーに入ってIPOして、手
っ取り早く金を手にしたい、なんてことをいっていた。


とても優秀だし、志もある。でも、そこにちょっと違和
感を感じた。別に人の将来ビジョンなどはどうでもいい
。でもそれだけの能力やバイタリティがあるにも関わら
ず、将来の夢がバーのオーナーでいいのだろうか。いろ
いろと話をしたがそこに僕は賛同できなかった。少なく
ともそのときはそれを否定するだけの何かも自分は持ち
合わせていなかった。


もちろん、僕自身も海外で悠々自適に暮らせたらいいな
、と思わなくもない。でもやっぱり、誰かに必要とされ
、世の中に貢献できる何かをし続けられたらそれが一番
だと感じている。そういう意味でいうと、もっと自分の
能力もマインドも高め、人が育つのを助けるような仕事
にいつかつけたらいいな、と思っている。


何かきれいごとを言っててイヤなようにも聞こえるが、
こういう考え方がこの先どう変わるのか、それとも変わ
らないのか...。


あの当時のインターンシップ生がその後どうなったか
興味があるな。