恵まれている環境

帰り際にOさんとNさんに誘われて飲みに行ってきた。


最近、Oさんに対してはものすごくネガティブな見方を
していた。テーマなどに対しても客観的に見ていた部
分はそれほど間違っていなかったと思う。でも、その
捉えていたものをネガティブに解釈していた。要は悪
いところだけを見ていた。


今日の飲み会にしても、正直、最初は自分の時間を優
先したかったので断ろうとした。でも、やっぱりこう
いうコミュニケーションは重要だと改めて感じた。


Oさんが本音で話してくれたのがよかった。Sさんのこ
とも問題であるという認識をちゃんと持っているし、
それでいても、非合理的な要求を持っているというこ
ともよくわかった。Fさんとはうまくいっていないと
いうことを言っていたが、話を聞いているとそれを心
配する必要はないと思った。


Oさんが今日のような態度でこれからもいてくれたらき
っといいリーダーになると思う。


それと僕のことについても、心配してくれているのを
すごくよく感じた。とてもありがたいと思った。そう
いう意味で、自分は恵まれていると思った。自分の不
遇を憂うだけでは何も始まらない。現状を憂うだけで
は、そうした周りのやさしさにも気付かないし、感謝
の心も忘れてしまう。僕自身もっともっと謙虚になら
ないと。誰のせいでもない、全て自分のせいだ。


たぶん、明日からOさんに対する見方がちょっと変わる
と思う。視野っていうのは心の持ち方で本当によく変
わるものだ。


逆説的になるが、こうした居心地のよさを感じたらそ
れがひとつの合図なのかもしれない。今の組織が嫌で
嫌でネガティブに飛び出すのはやっぱり正しくはない
と思う。もっとこの組織にいたい、もっとこの組織を
よくしたい、そう思っているときこそ出るタイミング
なんだと思う。そのときは、本当に心から周りに感謝
できると思う。逆にそうでなければ、その組織を出よ
うなんていうのはまだまだ早いということだ。