上司と面談

年に2回ある上司との面談だった。本当だったら、飲み
にいきましょう、と誘うかとも思ったのだが、あまり
そういう感じでもなかったのでそれはやめといた。か
といって、今までだったら悪意(敵意)むき出しだった
のの、今回はそういう心情ではなかった。


救いだったのが考課と上司の態度だ。好き嫌いは別に
してそこはフェアに評価してもらえてよかった。そこ
は素直に感謝したいと思う。


とりあえず、Nさんがおっしゃられたとおり、まずは相
手の望んでいることをきちんとアウトプットとして出
すことが先決なのだと思う。そういう点に関して、Fさ
んは必ずしもアホではないので、価値観の違いはあれ
どアウトプットの出しようはある。まずはそれからだ
。迎合するのとは違うが、まずはそうすることが必要
なのだと思う。そうしないといつまでたっても信頼は
得られない。自分があれしたい、これしたいと言う前
にまずはきちんと目の前の仕事をすることが僕には求
められている。


相手を否定せずに望めた点は僕にとっては大きな進歩
だったと思う。それもやっぱり、価値観の違いという
ものを認識できたからなんだと思う。


話は変わって、上司は、基本的に今やっていることは
本質的に意味あるものをやっているし、最低限のリソ
ースであーだこーだと言われる筋合いはないというス
タンスでテーマを運営している。


でも、本質的なものをやっていたからといって、事業
に結びつくとは限らない。もちろん、本質的なものを
やるというのは重要だが、それだけでは十分ではない
。それと、リソースをかけないから文句を言われる筋
合いもに、というのもちょっと違うような気がする。
これについてはまた今度。




夜、Nさんがフォローしてくださった。


一番目からウロコだったのは、「ネガティブな面を理
解しつつもポジティブに振舞う、という点だ。僕自身
、ネガティブに考え、それをさも知ったような口調で
喧伝しているにすぎない。もしそういう人に出会えた
ら確かに"すごい"と思う。自分自身もそういう心境に
なれるように戒めたいと思う。ただ、ポジティブにな
るにはやっぱりポジティブになるなりの考え(根拠!?)
が必要になると思う。ポジティブな未来に思いを馳せ
れば、自ずと思考もポジティブになるはず。


それと、改めて悪意を持つことの怖さを感じた。でも
大切なのは悪意を持たないことではなく、持ってしま
ったことを自覚し、それを下げることだ。では、下げ
るためには、それはその人のよい面に目を向けること
。忘れないようにしたい。


Nさんのディスカッションの視点が上がっていると感じ
た。半年前とは違う。それに対して僕はどうだろう。
過去の遺産でディスカッションをしているような感覚
を覚えた。思考がネガティブになっている間に、自分
の成長も止まっていたのかもしれない。