プチ勉強会

Nさんと定期的に飲んではいるのだが、話したいことも
たくさんあってか、いつも話が拡散してしまって、最
後はグチみたいな形で終わってしまうのが、いつもも
ったないと感じていた。どうせいろいろと話をするの
なら、より有意義に時間を使ったほうがいいと思う。


そこで考えたのだが、毎回何かテーマを決める、とい
うのはどうだろう。そんなに重苦しいものではなくて
、例えば、今月はこの本を読む、とかそんなんでいい
。同じ本であっても、僕が読んだ場合とNさんが読んだ
場合では、感じ方も見方も違うと思います。そういう
話をすることができたら、「こういう見方もあるのか
」というような発見があるように思います。(ほとん
ど、僕の方がtakeばかりで申し訳ないのだが。)
でも、そういう機会があると思って、本を読むと、ま
た読み方というのも変わってくると思う。それはお互
いにとってすごく意味のあることだと思う。


そうやってディスカッションの内容に焦点を当てるこ
とで、もうちょっと深い話ができるのではないかと思
っている。それで、毎回何か一つでも結論を出すこと
を目的にしたら、ディスカッションの方向性も見えて
いいのではないかな。


Nさんにご紹介いただいたので、「日本のブルーオーシ
ャン戦略」を読んだのだが、例えば、今月の宿題は「
日本のブルーオーシャン戦略を読む」というもので、
ディスカッションとしては、「うちの会社でそれをう
まくやるためにはどうしたらいいか」なんてのを話し
てもいいように思う。僕としては到知の読み合わせな
んかもしてみたいところではあるが(笑)。


僕の希望としては、下記のようなものだ。


・月1回開催
・開催日時はかなり前にfixしておき、不可避の仕事
が入らない限り開催
・課題は負担にならないもの
・毎回1つは結論を出す
・原則支払いはNさん:僕 = 3:2


かなり、Nさんにとっては余計な負担が増えてしまうこ
とと僕のtakeが圧倒的に多いという点がすごく申し訳
なく思う。でも、僕としても、何かNさんに役立てる部
分があれば、と考えることでそれがモチベーションに
もなる。


「毎回1つは結論を出す」というのは、例えば言葉の
定義を考える、というものでもいい気がしている。例
えば、「戦略とは何か」、「技術とは何か」、「リー
ダーシップがあるとはどういうことか」、「アイデア
とは」など。


この前、グロービスの堀義人さんの講演を聞いていて
、ふと思った。やっぱり何かを成し遂げた人っていう
のは、その人の信念のもとに、いろいろと考えている
から、価値観がぶれないし、それは何か、それはどう
いうことか、という定義を持っている。それが結局は
自分がリーダーになったときの判断の拠りどころにな
るように思う。


ただでさえ、Nさんがお忙しいところ申し訳ないのだが
、これを天安してみたいと思う。ただ、あくまでもNさ
んの負担にならない範囲かつフランクに、というのが
前提だ。もちろん、それを一つのトピックにはするけ
ど、それ以外のこともいろいろと話ができたらいい。
将来こういう仲間が増えたらいいなぁ、と思ったりも
する。本当はそういうのが「学び合う組織」だと思う
んだよなぁ。。。