説得する方法

ライフネットの岩瀬大輔氏のブログに「事例で考える
ブログ時代の喧嘩のお作法」というエントリーがあっ
た。


とても参考になった。喧嘩の作法もそうなのだが、戦
い方、というのが参考になた。


そもそもディスカッションでの戦い方というのは、3通
りしかないという。その3つとは、?ファクツ(事実認
識)で勝負するか、?現場感で勝負するか、?ロジッ
クで勝負するか、である。


? ファクツ(事実認識)で勝負
そもそもの事実誤認を正したり、新事実を見つけてき
て相手に突き付ける。


? 現場感で勝負
相手が知らない、自分だからこそ知っている現場の話
や生の声を提示する。


? ロジックで勝負
相手の組み立てた論理の矛盾を追及する。


僕の場合はディスカッションをしても、これがごっち
ゃになってしまったり、途中で論点がずれたりしてし
まうために、うまくかみ合わなかったり、することが
あった。こういう切り口で考えることで、自分の議論
の組み立て方というものを整理することができる。


しかし、僕の弱いところは、「?現場感で勝負」とい
うのが多いというところだろう。どんなにこれを訴え
たところで、相手にはまったく伝わらなかったりする
わけだ。


でも、世の中にないものを提示しようとした場合、こ
れ以外に説明しようのない場合も多数あるのも事実だ



それと、ファクツの提示、ロジックの勝負で挑んだと
しても、必ずしも相手は動かないということも往々に
してあるのも事実だ。


結局は自分がどこに焦点を当てるか、それと、他の2
つのポイントとどうバランスさせるかというのが重要
になるのだと思う。