ルアンパバーン1

夜行バスでビエンチャンに到着し、すぐに空港へ移動
してラオス航空でルアンパバーンに飛んだ。このとき
ルアンパバーンからビエンチャンにもどってくるフ
ライトを予約しようとしたのだが、既に満席となって
おり、どれもチケットをとることができなかった。し
かたがないので、帰りは夜行バスだ。ただ、ルアンパ
バーン-ビエンチャンの夜行バスは山賊に襲われたり、
崖から落ちたり、とそういう情報ばかりしかネットで
見つからなかったのでかなり不安となる。まぁ、それ
でももう行くしかないので、ルアンパバーンへ。


飛行機の乗るとビエンチャンから1時間ほどでルアンパ
バーンに到着した。地球の歩き方で見つけたホテルに
泊まろうとタクシーでそこまで行ったのだが、満室で
宿泊できないということ。年末年始の時期はやっぱり
ちゃんとホテルを予約してから来るべきだったと反省
。荷物を持ちながら歩きまわるのはかなりだるかった
が、それでも2件目ぐらいに連泊できるゲストハウス
が見つかった。ちゃんとお湯もでるし、値段もリーズ
ナブルだったのでそこに宿泊することに。


ちょっと休憩してから帰りのバスチケットを買って、
お昼を食べて観光に。貸し自転車屋があったので、そ
こで自転車を借りることにした。ワットマイ、ワット
タートルアン、ワットパバートタイを周ってきた。ど
こも雰囲気はよかった。お寺を訪れるとだいたいどこ
でも庭で若いお坊さんが勉強していた。英語も流暢に
話していた。


夜はナイトマーケットへ。シーサワンウォン通りが
17:00ぐらいから通行止めになり、そこに屋台が立ち並
ぶモン族の人たちが民芸品などを並べているのだが、
見ているだけでも全然飽きない。もちろんたくさん買
ったが。キーワードは「Lucky、Lucky」だ。ただ、モ
ン族の若い女の子が屋台で店番をしながら、最新のケ
ータイ電話をいじっているのを見ると、ちょっと興ざ
めをしないでもない。なんていうのか、大阪城の中の
エレベーターに近い感覚というか。


さて、ルアンパバーン自体は雰囲気がとてもいい。川
沿いにはカフェが立ち並び、ゲストハウスも多い。見
所も多い。欧米人の観光客がすごく多いのも特徴的だ
った。たぶん、今後日本人観光客が増え、バックパッ
カーにとっての沈没地になっていくんだろうな、とい
う気がした。とにかくしばらく滞在しても飽きないだ
ろうな、という町だ。