ルアンパバーン2

ルアンパバーンでは早朝、托鉢が行われる。誰かのサ
イトを見ると、「地球の歩き方には6:00〜7:00ぐらい
とあるが実際には5:30ぐらいに始まり6:00ぐらいには
終わってしまうので注意!」などとあったので、5:00
過ぎにはお寺の前で待機し始める。ところが、人は誰
もいない、寒い...。かといっていつ始まるかわから
ないのでひたすら待つ。すると観光客が托鉢に入れる
ためのゴハンを持ったおばちゃんとかが少しずつ来始
める。でも、結局のところ実際に始まったのは6:00頃
だった。それにしても托鉢が始まると次から次へと若
いお坊さんがお寺から出てくる。同じお寺から数百人
と出てきた。これだけの人が寝泊りできるだけのスペ
ースがあるのか、と疑いたくなるような数だった。お
寺から出てくると、肩から提げた丸い入れ物に沿道の
人々からゴハンを入れてもらう。でも、沿道の人々は
みんな手で少しずつゴハンを入れて、中にはゴハン
ゃないものを入れている人もいた。さらには、ゴハン
を入れるのはほとんどが観光客であるため、たぶん、
あの入れ物は相当な量のゴハンでいっぱいになると思
われる。本当にあれを食べるのか、少し疑問だ。


その後、朝食を食べて、パークウー洞窟に行くツアー
に参加した。ボートでメコン川をどんどんと登ってい
く。途中、バーンサーンハイという村に立ち寄った。
地球の歩き方には焼酎を造る村、という説明があった
のだが、実際にはあるにはあったのだが、あまり焼酎
は見当たらなかった。それよりも、シルクのスカーフ
とかがたくさん売っていた。ここも雰囲気がとてもよ
かった。とてものんびりとしていて、ここにも何泊か
したくなるような感じだった。さて、そしてまたボー
トにのり、パークウー洞窟に向かう。朝は霧がかって
いて、どんよりとした天気だったが徐々に青空が出て
しばらくすると快晴となった。おかげでメコン川の写
真がとてもよく撮れた。そして、ルアンパバーンを出
発して2時間30分、ようやく洞窟に到着した。パークウ
ー洞窟には約4000体の仏像が置かれており、その景色
は圧巻だった。懐中電灯を入り口で借りることができ
るのだが、自分で持っていってもいいと思う。途中で
お腹が空いたので、洞窟の近くでおじさんが焼いてい
た小麦粉と砂糖をまぜて焼いただけのような薄いおせ
んべいを買った。まぁ、場所が場所だっただけにけっ
こうおいしかった。


午後にルアンパバーンにもどり、昼食をとって少し昼
寝した。夕方から夕焼けを見ようとプーシーの丘に行
ったのだが、夕焼けはもう既に終わりかけだった。で
も、月が出ていて、きれいな写真がとれた。その後、
またナイトマーケットに行ったのだが、大晦日という
こともあり、あまり客がいなかった。なんかもっとお
客さんが多そうな気もしたのだが。


その後、ゲストハウスにもどると、ロビーのところで
パーティーをやる、というのでお店の人が料理とか飲
みものを用意して待っているのだが、誰もいない...。
まぁ、他のうるさいところに行くのもイヤだったので
そこで静かにビールを飲みながら新年を迎えることに
した。今年もいい1年でした。