頑張っている枠

サッカーのミーティングを行ってきた。どうにもこう
にも根性論だけでどうにかなる、みたいな雰囲気にな
ってしまうから困る。


「若手がやる気がない」みたいなことを言っていたが
、まぁ、そんなのは筋違いな話だ。若手と一括りにす
るのはよくない。頑張っている人もいればそうでない
人もいる。別にたいした人数がいるわけではないんだ
から、具体名で議論すればいいのに、「若手」とか「
みんな」とか抽象体を対象にしかも抽象的な議論しか
しないから、何も変われないのだ。会社と同じだろう



そんな中で、iさんが面白いことを言っていた。結局、
問題なのは一生懸命練習に参加しても試合に出られな
い、だから面白くない、といったことだ。それに対し
てiさんは「頑張っている枠」を作ろう、という。つま
り基本的には実力重視でメンバリングはするものの、
1つか2つのポジションは出席や他のチームへの貢献、
または成長機会などという位置づけでメンバーを決め
るということだ。


これはいいことだと思う。そうでもしなければ、試合
に出る機会がない、成長しない、だから試合に出れな
い、やる気がなくなる、の悪循環に陥ってしまうから
だ。現に何人もそうなっている。iさんは、別に「頑張
っている枠」なんてことは明示しなくてもいいけど、
と言っていたが、僕は明示したほうがいいと思う。例
えば、「今日は○○は経験を積むのを目的として出し
ている」なんてことを言ってもいいわけだ。そうする
ことで、普段から試合に出ているメンバーは意識して
その選手が試合に望めるような声がけができたり、で
あったりとか、例えば、ミスなどをすることを予め予
測しながらゲームができる。要は助けあえるようにな
るわけだ。もちろん、ある程度の厳しさは必要だ。で
も、初めて出る選手に対して、他の選手と同じレベル
でプレーできなかったからといって罵声を浴びせるよ
うでは選手が成長できない。これはプロじゃなくてア
マチュアだから言えることだが。でも、それでいいと
思う。なぜならそういうチームだからだ。


さらには若手がやる気が足りない、なんてことを言っ
ているが、その若手が試合でミスして失点につながっ
たときに罵声を浴びせるようなのがベテランの態度と
いえるのだろうか。それこそ選手を育てる意識なんて
かけらも感じられない。そのくせ、若手が成長しない
なんてこを平然というのはどうにも許せない。






夜はG家でパーティーだった。焼肉と鍋とすき焼きとお
でんを同時にやる、なんて、さすがG家だと思った。