サッカーの合宿

大学の同期を中心としたチームで忘年会を兼ねたサッ
カーの合宿に行ってきた。交通費もかかるし、行こう
かどうか迷ったけど、いろいろ話せて行ってよかった



K社で働いていた後輩Kの話は面白かった。今はやめて
実家の会社で働いているとのことだ。K社とは営業の会
社だと言い切っていた。とにかくノルマが厳しい。壁
に成績が張り出されて相当なプレッシャーをかけられ
るという。ただし、そうではあってもその成功事例等
がシステム化されており、先輩などの教えの通りにや
れば、それだけ成績が上がったという。だから、かな
りやりがいはあったと言っている。


僕の見方としては、K社なんかは売上というよりも、い
かにニーズを汲み取ってくるかの方が重要視されてい
ると思っていた。でも、その見方はまったくの間違い
で、そんなものはまったくなく、ひたすら売上あげる
だけの営業マシーンになることが求められていたとい
う。


では、どうやって世界初、世界一といった製品を生み
出せるのだろうか。それはそれ専門の部隊が別にいる
ということだった。彼らは小数精鋭部隊であり、実際
にどうやってシーズ(ニーズ)を見つけてくるのかはよ
くわからない、という。ただ、営業でトップクラスの
成績を上げたような人間がその部隊にいくという。ま
たそういうこともあり、望んでそこに行くかどうかは
人それぞれのようだが、相当なインセンティブも与え
られているようだ。


また、面白いのが、営業はその開発部隊とまったく接
触できないようになっているという点だ。普通の企業
で言えば、もっと営業と開発がもっとコミュニケーシ
ョンをとって...なんてことを言う。でも、K社では開
発部隊から営業への情報なんかは一切ないという。も
しそういう情報が営業にいったら、すぐに外部にもれ
るからだという。そこがものすごく徹底しているとい
うのだ。


さて、G社の後輩Gもいろいろと面白かった。営業をや
っているのだが、それこそドブ板営業のようなことも
やっているという。まぁそういうところなんだろう。
彼らの使命というのはもっと日本の機関投資家にリス
ク投資をさせて、日本の国力を高める、というものら
しい。とってつけたようなものではあるが。でも、今
の金融情勢を考えれば、その流れには逆行していくこ
とになるだろう。今まで繁栄を謳歌していたわけだが
、今後どうなっていくのだろう。日本の銀行を救済す
る、というのとまたわけが違うが。いずれにしても、
元々の頭脳は相当優秀な人間が集まっているわけだ。
また何か考えていくのだろう。でも、やっぱり思った
のは自分はそっち側の人間ではないということだ。い
いとか悪いとかではなく、たぶん、そういう生き方は
合わないと思った。そういう意味でGはなんにでもうま
く対応できるからやっぱりすごいなぁ、と思う。でも
、Gにしても相当勉強しているのはいうまでもない。
そういう意味で自分も相当刺激をうけた。