自分の興味

研修の帰りに会社によってNさんと飲みにいってきた。
海外に行って感じたことなど、いろいろと聞いてもら
った。


Nさんと話をすると刺激になる。いざ、自分が何をやり
たいのか、と聞かれるとすぐに解が出てこないところ
が自分の弱いところだと思う。他人のことになれば、
あーだこーだ言うのだが、結局、それでは何の役にも
立たないということだろう。


ただ、そのとき、Nさんに答えたのは、とにかくチャレ
ンジングなことをしたいというものだった。別にそれ
が研究であろうと、ビジネスであろうと、ジャンルは
問わない。ただ、それ自身は決して与えられるもので
はないはずである。


そして僕自身、興味があるのはやっぱり研究というよ
りも事業ということだろう。自分自身まだ何もしてい
ないが、自分のことを研究者と呼ぶには違和感がある
が、事業家と呼ばれることに対してそこに違和感はな
いし、むしろ人にそう思ってもらいたい。


研究者とは、ある意味、自然科学を追求する人だと思
う。その世界っていうのは、"正しい解"が存在する世
界だと僕は思っている。もちろん、その"正しい解"が
ひっくり返ることがあるから面白い分野でもあるのだ
が。一方で、僕自身が興味があるのは社会科学だ。そ
こには正しい解というものは存在する、さまざまなも
のが解になりうるし、必ずしも再現性のある世界では
ない。まだまだうまく人に伝えることはできないが、
そうした中で面白いコンセプトをつくり、それを実現
化させていくプロセスを楽しむこと、それが僕の興味
の対象なんだと思う。それと、そのプロセスの中で、
研究とういものが必要になるのであればそれはそれで
OK、というそれだけの話なんだと思う。


Nさんと話して改めて、少し自己分析ができた。
ありがとうございます。