転職したHのその後

昨日は試合の後、Hの家に行ってきた。Hは3月にうちの
会社をやめて、某N金融機関に転職したのだが、4ヶ月
でやめてまた大阪にもどってきた。


隣の芝は青く見えるではないが、うちの会社に嫌気が差
してやめていったものの某N金融機関はHにはどうしても
合わなかったようだ。


たしかに年収自体は上がったようだが、仕事は内勤でま
ったく出張もなく、ひたすらルーチンをこなすようなも
のだった。またたぶん金融機関ということもあるからだ
ろうが、会社の中がものすごく管理されており、外部に
出すメールは必ず上司にも転送されるし、仕事中に少し
でも仕事に関係ないwebでも見ていようものなら、注意
されるというものだったらしい。まぁ、部署と上司にも
よるところはあるだろうが。


また、Hがこんなこと言うんだなぁ、なんて思ったんだ
が、その会社は全然現場を見ていない、ということだ。
要は現場で働く人たちの仕事の処理の仕組みを作るよう
な部署だったのだが、Hにしてみれば、その人たちの仕
事も知らないのに、なんで仕組みが作れるんだ!?という
ことだった。でも、それを上司に言ってもそういうもん
だから、というそれだけだったらしい。まるで、「現場
を見ていない」っていうお手本みたいな事例なようだが
本当にそうらしい。


それと、社内がうち以上に官僚主義だという。誰も上司
にたてつくような人はいないし、上の人間が絶対だとい
う。まぁ、クリエイティビティをそんなに必要としてい
ないという仕事上の特性もあるのだとは思うが。


まぁ、でも話を聞いていると、これじゃぁ、NL社に食わ
れるだろうなぁ、という印象をもった。


そんなわけで今はHは公認会計士を目指して受験勉強を
している。さてさてどうなることやら。




でも、そういう人間こそうちの会社で再雇用したほうが
いいと思う。そんだけ他社の悪いところを見てきたら、
うちの会社のいいところを社内でたくさん言ってくれる
と思うし、そういう人材が新たな人材の流出を防いでく
れるはずなのに。