エッセー

社内で論文の募集があった。論文というよりもどちら
かというとエッセーに近いもので800字程度というも
のだ。タイトルは○○社の夢みたいな、要は自分たち
の会社の明るい未来についてあなたの思いを書いてく
ださい、みたいな趣旨だ。


締め切りは今日だったのだが、なんとなく頭に描いて
た内容を急いで書いてとりあえず提出してみた。


でも、こういうのってだいたいこんな内容のものが評
価されるんだと思う。


・お客さまとの触れ合う中で「こんなことを言われて
」自社の重要性とかを再認識しました...。
・お客さんの喜んだ笑顔が...
・自分の開発した技術でこんなふうにした...。
・定年退職したお父さんは会社をこんなふうに言って
ました...。


うーん、残念ながら自分はこういう内容ではない。ま
ぁ、それでもやらないよりはやったほうがいいわけだ
から、応募したのはそれはそれでいいことだと思う。


なんかこういうふうに書いていると否定的に書いてい
るみたいだが、これはこれでいいことだと思う。前に
、社長が顧客満足の事例として、酒屋さんがビールを
ケースで頼まれたときに、急ぎだったからすぐに飲む
んだと思い、2本だけ冷蔵庫で冷やしていたのと交換
してすぐに飲めるようにした、こういうのが顧客満足
を高める、みたいな話をしていたのだが、こういう事
例が社内の中でたくさん出てくるのはいいことだと思
う。そういうのを共有できる一つの機会になればいい
んじゃないかな。まぁ、ちょっと趣旨は異なるかもし
れないけど。