有馬温泉

会社を休んで日帰りで有馬温泉に行ってきた。梅田か
らバスで1時間ぐらいだ。仮に電車で行ってたら何度
も乗り換えをしていただろうし、座れないだろうしで
、意外とバスを利用するのも悪くないなと思った。


平日だから空いていたが、休日は交通のいいし、けっ
こう混むんだろうなと思った。取り立てて見所といえ
るほどのものはないが、それでも半日ぐらい周辺を散
策するのもいいだろう。でも、温泉街というのは神社
でも寺でもあるものは何でも見所にしてしまう。それ
はそれでいいとは思うが、あまり誇大広告すると、実
際に訪れたときのがっかり度も大きい。


さて、温泉街は立地と価格によってどういうお客さん
がターゲットになるかが変わると思う。


(1) 近い 安い :手軽にいける
(2) 近い 高い :プチ贅沢
(3) 遠い 安い :秘湯
(4) 遠い 高い :非日常の世界


有馬温泉なんかは大阪からすぐいけることもあるので
、(1)になるだろう。そうなると、つまらない見所を作
って1回で飽きるるよりも、季節に1回ぐらい訪れても
らえるような仕組みがあるといい。季節限定の何かと
かポイントカードのようなものでもいいかも。(ポイン
トカードではなく手形を集めると何かもらえるとかか
な。)


(2)の場合でいうなら、交通費を節約できる分、それが
サービスに上乗せされるというようなものが求められ
る。
(3)は秘湯だ。まさしくサービス等は別にして、温泉自
体に価値がある、もしくは何か観光名所があるとかで
もいいと思う。要は温泉宿自体には価値がなくとも人
が来てくれるようなものがあればよい。
(4)はきっとウィンザーホテルなんかがそれにあたると
思う。非日常の世界を味わうというものだ。旅の醍醐
味といえる。


かなり大雑把に書いてるし、もちろん、ゼロイチでは
語れないがこういう視点で宿を見ても面白いと思う。