プレゼンを聞く側

毎月恒例のテーマの検討会だ。今月から他部署のMさん
を呼んでみた。Mさんの感想はこれだ。


・発言に前向きな意見が多い
・何をやりたいかが具体的にイメージし易い
・Mさんの研究室では意図や位置づけがよくわからな
いテーマが多すぎ
だから何でこんなことやってる、みたいな話し終始
して、それをフォローするためにロードマップを示
すがそれに指摘が入ったりで...という感じ
・「望まれて生まれてきたテーマ」と「無理矢理ねじ
こんだテーマ」の差かも


同じ研究所内でもちょっと研究室が変わるだけでも印
象って変わるもんということだろう。本当だったらも
っとみんなが好き勝手他部署のプレゼンを聞きにいく
機会があったらいいと思う。例えば、「内容は全然関
係ないけど、あの人のプレゼンはすごいから聞いてこ
い!」とかそんなのがあってもいいんじゃないだろう
か。そういうのが積み重なってコミュニケーションが
生まれていくような気がする。


Mさんとはこれからも関係を続けていきたいと思う。最
近、少しずつMさんとも打ち解けてきた気がする。最初
はものすごく警戒するというか壁があったというか。
最近はあまりそれを感じない。そういうのって弱みを
見せてくれると、感じてくるものだと思う。弱みが見
えないうちはやっぱり打ち解けた気がしないかも。




さて、本題。所長のFさんだが、どうも検討会にくるの
かこないのかがよくわからない。案内は出しているら
しいのだが、返事がないという。それでも来るときと
来ないときがあるという。テーマの責任者はFさんを
メインオーディエンスとして話そうと思っているのに
、その本人が来るのか来ないのかわからない、という
のはやっぱりよくないだろう。


そのFさんだがよくアクビをしながら聞いているという
。昨年までいたKさんは居眠りまでしていたが。要はメ
インオーディエンスがそういう状態で、果たしてプレ
ゼンする側が本気になれるだろうか。この検討会に意
味があるかどうかは別として、担当者としては社内に
アピールできる唯一の場ともいっていい。そこでどれ
だけ本気の勝負ができるか、とういのがキーになるの
ではないだろうか。もちろん、Fさん自身、忙しいし、
この研究室にそれほど時間をさけないことも重々承知
している。でも、少なくとも上の人間が本気にならな
くては下の人間が本気になることもないのではないだ
ろうか。


これもあくまでペーペーだからこそ言える意見かもし
れないが。