みんなの前でほめる

サッカーのリーグ戦でひさびさに勝利した。これまで
6連敗の後、1引き分けだったが、やっと今期、初勝利
(2-0)。


Mさんが監督を辞めたのを機に、やるべきサッカーも
「つなぐサッカー」→「カウンターサッカー」に変更
。それが見事にはまった感じだ。新監督のEさんおめ
でとうございます。


試合開始からハーフウェイラインまではプレッシャー
にいかず、自陣に相手が入ってからマークをつかまえ
にいき、相手にはできるだけ攻めさせるような形をと
った。それが功を奏したのか、逆にうちがカウンター
をするときはほとんど相手がついてこれず、シュート
まで形を作ってもっていくことがきた。


また、今日は相手に攻められているというよりは、攻
めさせているという言い方が正しかったと思う。それ
もあり、前線の3人を除いた残りのメンバーはほとん
ど体力を消耗することはなかったので、それがカウン
ター時に効果的に働いたともいえる。


さて、試合後、Eさんがみんなの前でコメントを発表
したが、まぁ、ひらたくいうと「みんなよく頑張った
」的なコメントだった。
それはそれでいいのだが、せっかく褒めるチャンスが
できたんだからもっと褒めたほうがいい。それも「み
んな」ではなく、個人名でほめるべきだ。特に、点を
とった選手など誰からみても活躍が明らかだった選手
ではなく、みんなが「言われてみると確かにそうだ」
と思うような選手を褒めることが大切だ。チームの勝
利はそういう献身的なプレーなくしてありえないし、
監督という客観的に試合を見れる立場だからこそ、で
きるだけそういうところを見つけてほしいと思う。


そして、それをやっぱりみんなの前で褒めることが大
切だ。「褒めるのはみんなの前、叱るのは1対1で」、
これが基本のはず。みんなの前で褒められれば自分が
チームに貢献できていることも認識できるし、それで
モチベーションもあがる。また、いつも同じメンバー
ではなく、毎回、違うメンバーを褒めることもチーム
スポーツでは大切だ。