チームの戦い方

サッカーのクラブの組織が変更になった。監督だった
Mさんが転勤することになったからだ。でも、今シーズ
ンはここまで15試合中、5敗1分の勝ち点1の状態。たし
かにKさんが言うように監督が変わるタイミングとした
ら今のタイミングがよかったのかもしれない、それが
吉と出るか凶と出るかは別だが。


そして今日ミーティングを行ったのだが、結局出た意
見としてはチームとしてどう戦うのかがわからない、
ということだった。
みんな薄々と、とにかく守るサッカーじゃないければ
ダメだ、ということは気付きはじめている。でも、ス
タッフが「それで行くんだ!」というのがなければ、
本当にそう考えていいのか、というのがわからないの
が現状だ。


でも、結局それがなければ何がいいプレーで何が悪い
プレーなのかということが判断できないのだ。判断で
きなければ改善もしようがない。だから、いいか悪い
かは別として方向性は示さないといけない。


今の流れから行って、その方向性は、「守って守って
、FWに早めに蹴る」となっている。でも、本当にミー
ティングで話さなければいけないことは、それによる
いい面と悪い面だ。別に方向性がいい悪いというのは
別としてどんな戦い方をしたとしてもいい面と悪い面
は出てくるのだ、それを知っているか知らないかの差
は大きいと思う。


まず守って守って蹴る、ことで明らかに守備的意識は
高まり失点は減る方向にはいくと思う。でも、それは
FW1人で点を取る、ということを意味しており、勝ち
点3をとろうとすれば、やはり厳しい面もある。もう
一つは守るつもりでラインを下げていても、ボールを
蹴ってばかりいれば中盤が間延びしてしまう。そうな
ると中盤はこぼれだまを拾えなくなり、完全に相手の
ペースとなってしまう。そうなったとしても、失点を
防げるだけのディフェンス力があるか、というのが
問われてくる。


僕自身の考えで言えば、守って守ってでもいいが、そ
うであるならば、カウンターのタイミングは全員が一
致して認識できるようにならなければならない。また
、FWに蹴るというはやってはいけない。そうすれば、
ディフェンスは楽にはなるが、相手のペースになって
しまうだけだ。そして、僕自身もう一つキーになると
思っているのがセットプレーだ。セットプレーはうち
にはいいキッカーもいるし武器になると思う。そうで
あるならば、いかにセットプレーをとれるか、という
意識でプレーする必要があるはずだ。




いずれにしてもEさんが新たに監督になったことはと
てもよいことだと思う。もともとそんなにサッカー
はうまくもなく、ほとんどチームに貢献できていな
かったが、サッカーをよく知っているし、とにかく、
Eさんはサッカーが好きだ。だから、監督という立場
で今モチベーションが上がっているのはすごくいい
ことだと思う。