テーマMTG

月1回ある研究テーマの進捗を確認するMTGに参加してき
た。基本的には1年前と何も変わってないし、たぶん、
これまでずっと何も変わっていないんだろう、と思う。


入社してからずっとそういうスタイルで仕事をしていた
らたぶん「そういうもん」という認識が刷り込まれてし
まう。そうなると、そのやり方が正しい、ということに
なり、それがまぁ、後世へ伝わっていくのだろう。


しかし、相変わらずテーマの報告をして、真ん中に座っ
たえらい人だけが毎回同じようなコメントを発すること
に意味があるのだろうか。他の人たちは発表テーマに対
して何の意見もないのだろうか。そんなはずはない。
純粋に「それ面白いじゃん」と誰かが言えば、そこから
何か派生するのではないだろうか。全員が好き勝手話し
てしまったら収集がつかなくなってしまう。でも、今の
やり方では、地位と意見の重要性が比例してしまってい
る。


進捗を確認するのが目的といえば、目的だが、今の研究
室にとっての問題はそんなことではない。テーマをどう
作っていくか、というのがより大きな課題である。そう
であるならば、「何かテーマを生み出す」というのをこ
MTGのアウトプットの1つにできないだろうか。そうい
う目的があれば、周りのそのテーマに対する見方も発表
の仕方も変わってくるはずだ。


もっというと、このMTGの「あるべき姿」とは何だろうか
。それに照らし合わせたときに、今のやり方は正しいや
り方だといえるだろうか。人それぞれ、たぶんそれは違
うと思う。でも最初にも書いたが「そういうもん」とい
う考え方しかなかったら「そういうもん」にしかならな
いということだろう。