法事

祖父の四十九日と祖母の一周忌の法要を行った。祖父
はついこの間まで、祖母の一周忌には何を着ようか、
などと言っていたらしいのだが、今では仲良く二人で
並んでいる。


そういえば、母方の祖父母も続けてなくなった。祖父
が先になくなると、その1年後ぐらいに祖母も続けて
後を追うようになくなった。


こういうのを「縁」というのだろうか、という話をし
ていた。別に意識するものでもないだろうが、どこか
でそういうのがあるのだと思う。見えない間にお互い
が支えあって生きていた、ということなんだろう。


普段、家族から離れてはいるものの、こういうふうに
家族に触れると、大切なもの、というのを改めて感じ
させてくれる。