素直な心

今日の朝までAPPLICATION FORMを送ろうと思っていた。
正直、「相手がどういう印象を持つか」というのをま
ったく考えず、とにかくこれ以上、いくら考えても
RESUMEは変わらないだろう、と思っていた。


本文を書き、メールアドレス、件名を書いて後は送信
するだけの状態となった。ただ、メール自体を読んで
もまったく面白みがないな、というのは心のどこかに
引っかかっていた。


そして送る前に、以前にTさんとHさんから来たメール
を読み返した。以下はHさんからのメールの内容だった。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
兎に角、前進。 

貴兄が出来ることは山ほどあると思います。 会社への不
満を感じるにはまだ早い。 僕は不満を感じたことはなか
ったですよ。 

○○を辞めたのは、自分の積みたい経験がそこでどうして
も実現できないことが分かったからツライ決断をしたのみ。 

大企業・サラリーマンのフレームでも、仕事の意味、美学、
達成できる価値は十分にあります。 △△△氏の意見にも
頷きながらも(笑) 

自分が納得行くまで仕事をしましょう。
ってことで、がんばりましょう。 
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


自分がまだ何もやれてないことを思い知らされた。た
かだか事業部に1年行っただけで、プロフェッショナル
になりました、なんて言っている自分が恥ずかしくな
った。さらに、結局自分は会社に不満をもっているだ
けだということを再認識した。自分ではそうじゃない
と言っているが結局のところは不満があるだけなんだと
思う。
そして、Tさんからのメール。ここには書かないが、
結局自分はこのAPPLICATIONを送ること自体も「サラリ
ーマン根性全快」なんだといえる。


そして、あと送信ボタンを押すだけの状態でメールを送
るのはやめた。




その夜、「とりあえず、RESUMEをどう直そうか...」と
そういう思いで、そして、創業者の本と初代社長の本
とを片手にカフェにこもった。


でも、そこで考えたことは、「自分にできる山ほどの
こと」だった。素直な心で考えることがなかったから
何も出なかったのだろう。素直な心になれば驚くほど
やるべきことが出てきた。以下、wishlist。


・テーマの課題の整理
・Nさんと飲みにいく
・Fさんに相談する。Fさん悪い人ではない!
自分が嫌えば相手も嫌う。
・U先生、I先生について知ればもっと質問できる。
・お客さんのところに行く。
・お客さんのところにいくためにFさんに説明する。
・Oさんの飲みにいきコラボの可能性探る。
・プレ試作、H社で行う。
・Nさんと飲みにって営業のこときく。
・Y先生に質問する。
・外国でそこの人の家に泊まる。
・まったく違うソリューションを目指す。
...


それにしても素直な心になるのは難しい。自分で素直
な心になると口にしたとしても、本当にそうなってい
るかどうかを自問自答しなければならない。今回はた
ぶん、送信ボタンを押す直前まで自分が考えに考えた
からこそようやく素直な心になれたんだと思う。そう
やってなかなか表層に出てこないところに素直な心は
あるのだと思う。


でも、それでも思うのが...
・今のところで本当に納得するまでやりきるか
・外に出るには年齢的にも若いほうがいい
これは迷いがある。


こっちを選択するとあっちから逃げてるようで、あっ
ちを選択するとこっちから逃げているようで、その間
で揺れ動いているようだともいえる。


でも、答えは環境うんぬんではなく自分がどうあるか
というそれだけな気がする。