大学の講座

さて、5月10日から毎週土曜日に大学に通っている。自
分の仕事の専門知識を学べることもあり、自分自身に
とってはまぁ非常に有意義だと思っている。参加者は
その業界に携わる社会人がほとんどで年齢層もばらば
らだ。


しかし、自分にとっては有意義ではあるのだが、この
コース自体は税金の無駄遣いだろう。


・参加者
元々、募集人員の20名にも満たなくて、主催する教授
があの手この手でようやくかき集めてきた感じだ。僕
自身もその1人。従って、面接もなければ選考もない。
応募すれば誰でも受けられるような状態になっている
。こんな感じだから、生涯学習をするような感じでき
ている人たちもいる。(これはこれで立派だが...)


・コースの目的
コースの目的としては業界の実務者を育てるのを目的
とはしているものの、参加者の中で実際にそうした人
材になろうとしている人などいないのではないだろう
か。ほぼ全員がどっかの企業なり組織なりに属してお
り、その中で生きてくためのまぁ一つの専門知識を得
る、くらいのつもりできているのではないだろうか。
そんなんだから、授業の内容もバラエティに富んでは
いるものの、必ずしも実務には直結してこない。


・コースの裏の目的
というわけで結局はこのコースは文科省補助金で運
営されており、大学がその補助金を得るために主催さ
れているというのが正しいところだろう。まぁ、ポス
ドクなどがお金を得られるための仕事を作っている、
といった感じだろうか。


そんなふうな目線で捉えると、まぁ、税金の有効活用
とはなっていない。でも、僕自身にとっては、専門知
識を得られるし、人脈もできたし、海外旅行にも行け
るし、メリットはたくさんある。ポジティブに考えよ
う。


ただ、自分自身がそこで何を目的としているのかを常
に忘れないようにしないと、へたすると、「ただお勉
強しているだけ」になってしまうので要注意だ。