事業部の雰囲気

後輩のTさんが結婚したので、その結婚お披露目パー
ティーがあった。まぁ、本人たちも始まるまではイヤに違
いないのだが、まぁ、楽しんでくれたのでよかった。


さて、6月の総合朝会で業績が発表されたが、今月も計
画達成率が全社中最悪だったと思う。他の事業本部を
比べていないが、わからないが、まぁ数字をみればそう
だろう。


そんな中で、実際に事業部にいて感じる雰囲気がどう
いうものかというと、ほとんどの人が、「いつ潰れるか
わからない」、「来年事業部があればいいけど」「近い
うちにどっかに吸収される」という発言ばかりだ。


とても前向きな話は聞かれない。現在、開発中のもの
に関しても、「売れる」という確信をもって取り組んでい
る人は誰もいないような感じだ。


そうなると、お互いがお互いに影響を及ぼし合うからネ
ガティブの悪循環が起きているような感じだ。ただ、そ
れでもまだお互いを批判し合うようなギスギスとした空
気にまではなっていないのはせめてもの救いではない
だろうか。


でも、事業部長が、「市況が回復してくれることを願っ
ている」などとさも他人事のように言っている時点で厳
しいものを感じる。


しかし、「みんなの意見が現状を表す」と考えれば、上
に書いたような状態が現状なのだろう。誰か扇動者が
いるというよりは自然発生的な雰囲気だと感じる。


一方で2次会のときにKさんが言っていたが、うちの事
業部には独特の雰囲気があるという。それは、すごく
家族的というか、そういう雰囲気だそうだ。僕自身もそ
れは感じる。それはいいところでもあり、悪いところで
もある。いい面に着目していけば、まだバラバラには
なっていない点で、一致団結し、乗り越えるだけの土
壌はある。モチベーションはまだあるはずだと思う。


毎回飲み会のときに感じるが、自分たちを「仲間だか
ら」と言い切るこういう雰囲気は僕自身も好きだ。


でも、反対のことを書くようだが、飲み会のときに、
Tさんが、「Nさんって誰?」というようなことを言っ
ていた。いくら仕事が関わらないからといってたいし
た人数もいない同じ部署人間を知らない、というのは
どういうことだろう。組織としての崩壊はこういうと
ころから始まっているのかも。しかし、TさんもNさん
もずーーっと同じところにいるのに...うーん。